解決済み
偽装請負が話題になっていますが 問題点はなんでしょうか?
法律違反なのはわかるのですが 実際にそれによって働いてる人のデメリットはなんですか?
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大きいのはこの3つくらいです。 場合によっては、労災も適用されませんが、実質的に「労働者」とみなされれば、労災が適用される 可能性もあります。その場合、使用者もペナルティを受けます。 ①労働基準法が適用されない可能性 偽装請負の場合、労働者は実際に命令を下す会社と直接は何の労働契約もしていないので、労働基準法が適用外になってしまいます。つまり派遣された会社としてはどんな劣悪な環境で労働者を働かせようと、責任を取る必要が無いということになります。 ②許可のない労働者派遣もできてしまう 労働者を客先に派遣する会社は人材派遣業としての許可を得る必要がありますが、業務請負であればこの許可が必要ないため、人材派遣業としての許可がとても下りないような酷い会社が、実際には労働者を派遣するということになります。また、派遣が許可されていない業種に労働者を送り込む事もできることになってしまいます。 ③労働者の報酬のピンハネ 業務請負の場合、一番はじめに仕事を発注した会社から仕事を請け負った会社がまた別の会社に仕事を発注し、それを受け取った会社がまた他の会社に発注・・・という場合があります。これにより、偽装請負によって派遣された労働者は本人が全く知らないうちに何社もの会社に給料を搾取、つまりピンハネされてわずかな報酬しか受け取れないという結果になってしまうのです(ピンハネという意味では派遣も同様かもしれませんが)
2人が参考になると回答しました
働いている人へのデメリットとしては、労働基準法などの法律の保護の範囲外に置かれることですが、 端的に言うと、清掃業務などもともと単純労働の偽装請負となりますと、 請負業務一式で受注した金額を実際に働いた時間で割ると、最低賃金にも満たなくなってしまいます。
要は「職業安定法」でしょう。 実質偽装請負であっても、正社員として雇用し、社会保険に加入し、就業規則、賃金規定、退職金規定などをキチンと整備し、安全衛生への取り組みをしっかりしておれば、労働者にとってのデメリットはないでしょう。 派遣のほうがよっぽど悪質な場合が見受けられますよ。ピンハネしすぎです。 悪質な偽装請負の場合の、労働者へのデメリットとしては、 ・指示命令系統がハッキリせず、それによって労働災害が引き起こされる。 ・会社の安全教育への意識が希薄(実質的な派遣先への依存)。 ・「請負」と「派遣」の労働契約を繰り返すことによる、雇用の不安定化。 ・労働者がいくら効率良く仕事をしても、ある程度の事業規模がないと、昇給や賞与などの労働分配が期待できない。 それ以外のデメリットは、一般的な会社でもあることですから・・。
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