経営悪化により上場会社が希望退職者を募ると想定以上の希望者があって、業務に差し障りが生じた、

Question

経営悪化により上場会社が希望退職者を募ると想定以上の希望者があって、業務に差し障りが生じた、というニュースを何度か聞いたことがあります。
結局、みんな嫌々働いているんですか？
でも入社した時は、あこがれてそこで働きたいと思った企業ですよね。１部上場会社なんですから。
それって、入社したらこんなはずではなかったという現実があったのでしょうか？

Answer 1

日頃いやいや働いているから辞めるのではなく、会社の将来性が不安で
辞めるのです。経営悪化というのは、最悪倒産もあり得るし、その他買収
されたり身売りしたり、その会社に働いている人間としては、大いに不安に
なるものです。入社した時は、まさかその会社が経営悪化するとは思って
いなかったのでしょう。
そうなってから辞めても遅いですし、希望退職は、退職金の上積みなど
条件もいいですから。

たとえその会社での仕事が充実していても、将来が不安であれば辞める
道を選択することもありえます。

Answer 2

だって、あなた、考えてみてもごらんなさいって。

新卒学生なんて、会社の表面だけを見て入社希望するわけじゃない。会社側もさ、嫌な面はわからないように募集するし。

結局は騙し騙されのレベルなわけですよ、日本の雇用制度ってのは。

新卒採用じゃ、入社したあとに社員研修という名の洗脳教育を施されるでしょ。そのあとに所属部署が決められるっていう、世界的にも奇怪な雇用制度なんですよ。こんなものは欧米ではまずないっす。

欧米ではまず「職務給」が原則だから、営業なら営業ができる人を雇うっていう、ごくごくまっとうな採用方法なんですよ。そこには何ら年齢や性別なんて関係ないわけ。

日本じゃ、あなた、新卒で採用された法学部出身の人がなぜか営業やらされたり、人事異動で経理やらされたりと、もうわけわからないわけですよ。日本の会社は「正社員として雇って生涯面倒みてやるんだから、何でも屋になれ！」というわけ。

労働者にとっちゃやってらんないでしょ。職務内容が決まってる派遣社員や契約社員の方がまだ楽かもしれないわさ。

そんなとき、希望退職制度があった日にゃ、辞めるわさ。

入社してイキイキしてんのは最初だけ。一年後には幻滅してっから。

日本の会社の雇用制度なんて、その程度。