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米軍の医者ってなんかすごいですね パラレスキューっていう部隊がいたり、戦闘機に乗る医者もいたり 前線で指揮をとる医者…

米軍の医者ってなんかすごいですね パラレスキューっていう部隊がいたり、戦闘機に乗る医者もいたり 前線で指揮をとる医者もいたり なんか体力も知識も優れていますね 何でもできそうな人たちですね 自衛隊の医官とはなんか違いますね 自衛隊も医官の最強部隊作らないんでしょうか

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    米軍では医務官(軍医)でなくても、衛生兵もしくは医療訓練を受けた救難隊員、特殊部隊員等が前線で「その場でできうる最大の」医療行為が行えるので、時と場合によっては前線の鉄火場の中ですら手術等を行います。 そういう事から、まるで軍医が戦っているように見えます。 実際に軍医と呼ばれる技術職の軍人は、軍病院や基地配備の衛生部隊に多く、野戦衛生部隊にはそれほど多く所属していません。 というのも、米軍は長年の戦訓から、負傷者の選別・早期後送システムが構築されている為で、軍医を各前線に派遣して分散させるより、負傷者を一カ所に集約した方が効率的なのと、貴重な人材である軍医を戦闘のリスクから避ける目的があります。 軽微な負傷は兵士相互で、または前線配備の衛生兵により応急措置をし、早期に戦闘に復帰させます。 中程度の負傷は応急措置の後、前線部隊後方に展開した野戦衛生部隊に後送。より重篤な場合は、ここで応急手術等を施して、さらに後方の高度医療を担当する衛生部隊(前方展開した軍病院=野戦病院等)で本格的な手術等を施します。 後送の手段として現用装甲車を改造した装甲救急車に負傷者後送専用のヘリ等が用意され、軍医が最前線に出向く必要がありません。 特に緊急を要する場合は、救急ヘリと軍医がセットになった「ドクターヘリ」任務を持つ航空医療部隊が出動する場合がありますが、さすがの米軍でも部隊数はあまり多くありません。 また、例外として、医療技術が低い発展途上国に米軍が展開した場合、地元住民との交流、人心掌握を目的とした民生支援作戦時に、軍医が前線部隊に同行する事があります。 翻って自衛隊では、医務官は医師法、一部の衛生隊員は救急救命士法に基づき、医療行為の一部または全部を行う事ができますが、大多数の衛生隊員は救命士ではないただの衛生科隊員です。 米軍がMOS(軍隊における資格)を根拠にしているのに対し、自衛隊は法令に基づく国家資格を根拠にしているのが特徴的です。 ですので、前線でできる事は非常に限られ、心肺蘇生に止血、負傷部分に包帯を巻いたり、添え木を当てたりが関の山で、選別・負傷者後送のシステムも確立されていなく、装甲車やヘリも作戦用の数すら足りていない現状では、負傷者後送にまわす余分はありません。 また、自衛隊は戦闘行為と医療行為を切り離して考えていて、例えば、米空軍のパラジャンパー(通称PJ、パラメディックともパラレスキューとも呼ぶ)は特殊部隊としての戦闘技術に、衛生兵と軍医の中間程度の医療技術を有しています。 この両立がコンバットレスキューを実現している訳ですが、空自のレスキューは医療技術はあっても戦闘技術はありません。 有事の際は多くの自衛官が前線から後送される事なく「助かる負傷が手遅れになって助からなくなる」可能性があります。

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