十数年前は年収700万とか言われていた時代もあったけど、不況の煽りで学生の資格取得志向が高まった結果、所謂コメディカルな職業は毎年大量の学生が粗製乱造されて国試に挑み現場に供給される。その結果特にPT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)の通称POSTは完全に供給過剰の状態になっている。3年くらい前までならまだ需要が上回っていたけど、一昨年あたりから需給が逆転したね。 その結果POSTの待遇は大きく悪化しており、大卒新卒で年収は250~300万程度が一般的。額面だけで比較すると大卒新卒の大きめの一般企業並みだけど、POSTはここから齢を取っても中々昇給しない。役職でも付けば多少は変化するけど、基本的に金持ちになれる職業じゃない。 さらにカンファレンスや勉強会でサビ残も多いし、休日に自腹切って有名な先生の講演会や勉強会に参加したりね。この辺は勤務先による差が大きいから一概にどうとは言えないところもあるけど。 んで大卒と専門卒についてだけど、待遇の面で差がある場合と無い場合がある。その病院や施設の考え方に依る。ただ上記の様に学生数が激増した背景には新設の専門や学部が乱立している現実がある。当然教員数が不足して平均レベルが下がるし、何よりも実習先が不足している。病院実習が義務付けられているけども、新設の学校は実習先施設の伝手が無いから無理矢理遠方の病院に送り込んだりとかね。当然そう言った学校の国家試験合格率って下手すれば10%台と悲惨な状況だよ。 PTになりたいだけなら専門でも良いけど、PTとしてやって行きたいなら大学病院を併設した歴史のある大学を強くお勧めする。
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理学療法士です。 先の方のおっしゃることに大幅同意です。加えて… これからの新人は年収300万前半くらいで落ち着くと思います。普通のサラリーマンの平均と同じか低いくらいかと思いますが…ただ理学療法士は昇給が他と比べて少ないです。ですので生涯年収は普通のサラリーマンより低くなります。 労働時間は労働基準法に準じてますので普通のサラリーマンとかわりません。 大卒は4年かかりますが、教養含め幅広く学ぶことができます。理学療法士が充足してきている今、これらの理学療法士が求められていくと思います。専門は3年ででれますが…高卒後いきなり専門の勉強をするので教養のある人材はなかなか育ちません。 他の職につく可能性もあるし、今の大学全入時代専門にいくメリットは少ないですよ。
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