解決済み
サラリーマンや公務員から農業へ就いた方に質問です。農業をやろうと決めたキッカケは何でしょうか? 私は関東でサラリーマンとして働いていますが、実家は地方で農業をやっています。長男なので将来的には継いだ方が良いと思っていますが、そのキッカケがまだありません。 サラリーマンから農業を始めた方、若しくは心機一転農業をやり始めた方、どんなキッカケで農業へと転身しましたか? ご回答宜しくお願いします。
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きっかけは実家の相続の問題で、このままだと莫大な相続税で農業を続けるどころか家さえも無くなる状態だったので税金対策がまず理由の一つです。 その他に私が継ぐ事によって解消される問題も色々ありましたが、自宅で所有している農地の他に委託されて管理している農地が5町を越えて個人農家では限界が見えてきたのも理由の一つでしょう。人手も足りないし、資金も足りないし、機械も持っている物だけではできなくなってきたので法人化して管理をしやすくして、どんぶり勘定だった農業経営の見直し・借り入れをするにも信用を得る為にも私が戻る事は絶対条件でしたから。 現在は辞めましたが、以前は大規模な施設栽培農家だったので設備もあるし、土地もあるし、市場・農協にも出していたし、個人の取引先も多かったので条件は良い方だったと思います。ただ、それまで栽培していた物だけでは難しいのは売り上げを見ても将来性を考えても明確だったので、新たな作物を作る為に一から勉強をしなおしてやり始める必要があったからです。父親は他に農業関係の会社も経営しているので手が回らず、母親は経営者になれるようなタイプじゃなかったので私がやる必要があり、私の他に誰もそれを背負える人間がいなかったからですね。 キッカケは自分で判断すれば良いと思います。今戻って自分が何がやれるか・何をしていくのかを明確に考えられるのならばその為に準備をして戻ればいいだけのことです。自分が今戻らなくても何も変わらない・何も変えられないのならば現状維持でいいと思います。 「跡継ぎだから家に戻って来い」なんて親は言うかもしれないけれど、具体的に戻ったら何をするなんてなーーんにも親は考えていませんから。戻ってきてテキトーにその辺の女と結婚して子供を産んで次の跡継ぎさえ生まれちゃえばいいくらいの考えなので、自分の人生をどうしていきたいのか考えられないうちは戻っても意味はないです。 農家でも専業じゃなくて兼業農家の中途半端な家ならば、戻って仕事をまた探さなくちゃいけないし、農家に嫁に来てくれるような心優しくて腹が据わった女はなかなかいませんので、結婚してからの方が良いです。いずれ戻らなくちゃいけないのならば、親が元気なうちに実家の内情(土地の広さ・払ってる税金額・借金)を知っておいた方がいいですよ?いずれ自分が払う番になった時に稼ぎが少なければ税金さえ払えずに、土地も管理もできないで青ざめる事態になります。 農業については機械の運転などは車の免許さえ持っていれば運転できるので問題ありません。他に重機を扱うのならば多少は練習は必要だけど慣れます。農業技術は年数をやるしか覚える道はありません。教えてくれる親が生きているうちに基本的な事はできるようにしておきましょう。 雇われの身軽で楽な生活から自営業になるのはきつい事が多いです。お金の面で苦労することが多いですね。給料が入ってこないで、自分で生産して売らなくちゃお金が入ってこないので全て自己責任ですから、気持ちの面でも変えていく必要はあると思います。 きっかけは自分で無理やりにでも作っていくことですよ(笑)必要があればきっかけも何もなくてもやらなくちゃいけないのが農家の跡取りというものです。
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