ーターをしている中年は多いのか。 厚生労働省のホームページを見てください。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198912.html 平成30年2月度の有効求人倍率です。有効求人倍率は1,58倍、新規は2,3倍にも上ります。正社員でも1,07倍です。 単純にいいますと、正社員の職を探す1人に対して、1社受かる計算です。 ところが、世の中フリーターが沢山います。もちろん夫が稼ぎ主で、妻がパートというケースはあります。 問題は、中年の独身年長フリーターや、一家の稼ぎ主であるシングルマザーです。 シングルマザーは、正社員の職がなく、子育ての合間にパートを掛け持ちしているケースが目立ちます。 中年フリーターは、派遣の職を点々としている場合が多いと思います。 なぜ会社員や公務員の夫を持つパートの妻を除き、中年男性やシングルマザーの非正規雇用が目立つのか。正社員の有効求人倍率が一人に対して、一つあるわけです。 これは単なる求職者と企業のミスマッチなのか、フリーターは、夢を追ってあえて正社員にならないのか。親がお金持ちで、本人も貧乏暮らしに慣れて、あえてフリーターになっているのでしょうか。 大事な問題です。あるフリーターに話を聞いたことです。 ・正社員での職はあるにはある。でも新卒ではないと条件が厳しい。就職した会社がブラックで、給料が低く、残業込みの値段。保険料は引かれて、手取り16から17万円。ボーナス0 最低賃金の上昇で時給1200円+月2回数万のボーナスが出る雇用形態もあるそうです。この方が、得だというのです。 その人は、正社員を辞めて、アルバイトになりました。本人元々沢山の趣味を持つ方です。その趣味も、高額の費用を要するものではなく、親も裕福で、働く必要があまりないという、事情もあるでしょう。 実際、趣味の時間をとるためフリーターを選んでいる方は多いのか。 正社員でも賃金が低く、気楽なフリーターに逆戻りをしている人がいるのか。この場合は、親の経済力があればの話になります。