済誌 ・技術立国ニッポンの立役者だった理系社員(技術者)が揺れている。東芝、シャープ、ソニー、パナソニック、事業が丸ごと消える電機メーカーのリストラは技術者に容赦ない。 ・優秀な技術者を育てるはずの大学も研究力の低下が著しい。 2008年 ソニー16,000人リストラ発表 2009年 パナソニックが三洋電機を子会社化 2011年 ハイアール、三洋電機の白モノ家電買収 2011年 NECがパソコン事業をレノボに売却 2012年 ソニーが10,000人リストラ発表 2012年 ホンハイ精密がシャープの筆頭株主に 2014年 ソニー、パソコン事業売却 2015年 シャープ、3200人人員削減 2015年 東芝 10,000人リストラ発表 2015年 東芝 メディカル事業をキャノンに、白物を中国企業に売却 2015年 ホンハイ精密がシャープ買収 (実例) ・シャープ希望退職で47歳で町役場へ ・ソニー退職、44歳外資半導体へ ・三洋電機、2016年2月退職、休職中 52歳女性 ・パナソニック 派閥抗争に負け子会社転籍42歳 ・東芝40歳退職休職中 (偏差値表) ※国立 68 東大工・理 61~64 京大工・理 59~61 東工大 57~59 大阪大工・理 55~58 名古屋工・理 57 大阪府立 54~57 東北工・理 54~55 北海道 53~56 千葉・九州 53~55 神戸 53~54 筑波 52~54 横国 51~53 大阪市立 51~52 東京農工大 51 名古屋工業 49~51 広島 49 京都工芸 47~51 埼玉 (偏差値表) ※私立理工系 64~65 慶應 60~64 早稲田 57~58 上智 55~58 理科大 57 同志社 53~56 立命館 55 明治 53 関西学院 50~52 青山学院、中央 52 関西 49~51 法政 47~51 芝浦工業 48~49 東京都市(旧武蔵工) 47~48 近畿 44~45 東京電機大 43~44 工学院 *併願については私立学費は高額で研究設備が国立よりも手薄というところで偏差値・就職を差し置いても 国立大学進学が優先される時代も長かったが、旧帝クラスでも早慶になかなか合格できなくなっている、という。 ・大阪大工と慶應理工を併願 50%近くが両方不合格、阪大合格慶應落ち40%、両方合格10%で、慶應合格阪大落ちはほとんどいない。 ・名古屋大工と慶應理工を併願 45%が両者不合格、名古屋合格慶應落ち45%、10%が両者合格 ・東工大と慶應理工を併願 60%が両者不合格、東工大落ち慶應理工合格10%、東工大合格慶應理工落ち10%、両者合格20%近く 理系就職人気 2016年 ダイヤモンド就活ナビ(有力120大学調査) ・2016年就職調査では不正があった東芝、旭化成は急落。 (男子) 1位~20位 ・三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、東芝、日立、丸紅、JR東日本、JR東海、サントリー、NTTデータ、三菱電機、豊田通商、トヨタ自動車、東京海上、SCSK、ロッテ、三菱UFJ銀行、パナソニック、ANA (女子) ・サントリー、ロッテ、明治、森永乳業、森永製菓、山崎パン、日清製粉、伊藤忠商事、資生堂、グリコ