良いところに気付きましたね。 これは実際に仕事を始めれば大きく違う事に気づきますよ。 説明すると、大元の会社があって、関連子会社が複数あるとします。(大手のグループ体系ですね) 大元に複数の案件が来ます。 その案件にも、優先順位があり官公庁などの重要案件は基本的に大元の会社が請け負います。 しかし、その他の案件に関して請け負いますが、さらに関連子会社に発注します。 それを受注するのが関連子会社が多いです。 例を挙げれば、NTT東日本が受けた案件をNTT関連企業(NTTなんちゃら)が請け負う、など。 これが【2次請け】というものです。 さらに下請に発注する事も多いです。それは【3次請け】になります。 つまり、事業内容は同じでも元請けか、2次請けか、3次請けかの違いがあります。 なぜ関連子会社に発注するかというと、関連子会社というのは大元から【1つの分野で特出した事業】のみを分離させて作ったものが多いからです。 つまり、大元では昔やっていたが、今は切り離したから出来ない仕事になります。(実際はやろうと思えば出来る) 大まかな事業内容は同じでも専門性が違っていたりします。 あとは、勤務体系が厳しいものなど下請けに回すような事もしています。(理不尽ですがね) なので、大元の方が元請けが多く、給料も良いです。しかも、厳しい作業(体力的に)は下請けに回すので労働環境も良い所が多いです。 なので、2次、3次請け企業は大元よりも体力的に消耗する事が多くかつ給料も低いという構図になります。 IT企業のブラック化の原因は基本的にこれです。 3次受けでハードワークしないと会社の経営が出来なくなるからやめるわけにもいかなくなるわけです。 ただ、関連子会社といえど、形では独立経営しているわけなので元請けする案件もあります。 つまり、よほどの中小企業でなければ2次請け、3次請けをメインで経営しているわけではないので、大手関連企業であれば元請けも多くあると思います。
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