解決済み
作業療法士(OT)、看護師の方に是非教えて頂きたいです(>_<)私は20代半ばの女で介護関係の仕事をしています。 子供の頃から心の病の治療に携わるという夢がありましたが、カウンセラーはパート求人が殆なので諦め、同じ福祉関係での就職を考え現在にいたっています。 現在の仕事でもうつ病や統合失調症の方と関わっており、今からでも心の病の治療に携わる仕事につけないかと色々調べました。 そして、作業療法士が身体だけでなく心のリハビリもできること、看護師でもとくに精神科専門の看護師がいて心理療法を行っている人達がいることを知りました。どちらも国家資格で就職もカウンセラーなどより厳しくないようです。 そこで両者の仕事について質問です(主に批判的意見についての質問なのでご気分を害してしまったら申し訳ございません(>_<)) 1、精神科の作業療法士(以下OT)のかたに対して遊んでいるだけとか、何のためにいるのといった批判的な意見があるようです。 どうしてなのでしょうか??また医師や看護師からも良く思われていないのでしょうか? 2、これは身障の話と思うのですが、OTはPT(理学療法士)の補助的存在と言う人がいまして・・・。 一般的に OTよりPTの方がプロフェッショナルとして認められているのでしょうか? 3、精神科OTは再就職が厳しいのでしょうか? 4、精神科専門の看護師さんの仕事内容について 5、将来性も含めて考えると、皆様ならどちらの道を選んだほうが良いと思われますか??(自分で決めることですが、参考までに 様々なご意見を拝読いたしたく、お答え頂けると嬉しいです) 周囲からは年齢もあるし、失敗できないんだから、OTなんてマイナーなのより看護師かPTにしなさいといわれます。 しかしPTは精神疾患を扱わないので全く考えていませんし、私はOTに魅力を感じています。 長文になり申し訳ございません。最後までご覧頂きありがとうございました<(_ _)>
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質問に順番にお答えができればよいですが・・・ ①医師や看護師から・・というのは、精神科ではないです。 精神科治療の上でOTの役割は確立されています。 患者さんと時を同じに過ごす。 たとえば、遊びや体を動かす運動や一緒に作業をする。 傍から見たら、遊んでるように思うのかもしれませんが、その中でOTの 目線から心身機能の評価・集団場面での評価を行います。 もちろん看護師からの目線での評価もします。 それらを持ち寄ってチーム(医師・NS・OT・栄養士や薬剤師なども含みま す。 ですから、どの職種も患者さんと同じ目線にたち関わります。 上下関係などは存在しません。 ②PTとOTの関係について 一般病院では多少はあるかもしれません。 それは、まず体のどこかに障害を(事故で足の骨折をした患者さんに対 してとしたら、PTが関わります。 OTの出番はと言うと、脳疾患などを患った方にお箸を使って物をつかむ 練習という地道な作業なので、そのように思われる方がいるのかもしれ ません。 就職場所によって違うのだと思います。 ③再就職に関して 難しいとは思いませんが・・・、精神科ではまだまだOTさんの力が必要に 思いますよ。 ④看護師の仕事 身体科は注射や傷の手当て、検査だしのスムーズ化とか何か道具を持 って看護します。当然、精神的なケアもしますが、医師からの指示に基づ きまた検査データなどわかりやすい目安があり処置をしますが、精神科 看護は何も明らかな数値があるわけでもなく自分たちの看たこと患者さ んの訴えからいろいろ考えながら、また自分の五感を働かせ看護しま す。 ⑤どの道を選ぶか もう、あなたの中では決まっているように思いますが。 精神科の道であることは、明確ですよね。 NSかOTか・・・経済的なことや資格を取らなければならないのでどれだけ の期間、学校に通わないといけないのか? 現実的に考えてご自身で決めないといけないでしょうね。 しかし、私は思うのですがあなたの人生ですから今からでも遅くないで すよ。年齢なんか関係ありません、きっとあなたのその強い思いがどの 道必要にされる時が来るでしょう。 自分の信じる方向に進んでください。 陰ながら応援してますよ。
作業療法士です。 精神科専門ではないので、すべてにお答えすることは出来ませんが、分かる範囲でお答えいたします。 精神科には実習で2か月間行った経験があります。 精神科での作業療法士に対するドクターや看護師の評価については色々と意見はあるかもしれませんが、よく分かりません。 精神科専門で働いている友人のOTからはそういった話はとくに聞いたことはありませんが・・・。 遊んでいるだけだとか、いる意味は?という点についてですが、精神科で入院されているような患者様ですと、社会生活が困難な方ばかりです。 集中力がない、協調性がない、自己評価が低すぎたり高すぎたり、自傷他害の恐れがある・・・といった、社会生活を行っていく上で必要なことが難しい方が多いです。 精神科における作業療法による治療としては、どうしても、上記のような点を中心にします。 そうなると、手芸をしたり、パズル、物づくり、運動、レクリエーションと言ったことが多くなりますよね。 それらはすべて専門性に基づいて、根拠をもって治療として行っていますし、治療の中で患者様一人一人の評価もしながら次の治療につなげています。 他の職業や周囲の人の評価がどうであれ、作業療法士はみなプライドを持って治療にあたっているはずです。 ちなみに、私が実習に行った先のリハドクターは『OTさんがいないと、精神科はやっていけないよー。』とおっしゃってくださっていましたよ。 2番目の、PTの補助的存在ではないのか、という点についてですが、PTとOTでは、その専門性に違いがあるだけのことです。 似通った部分もありますし、重なるところもあります。 しかし、リハビリにおける目標の定め方は全然違いますよ。 PTは、基本的な身体機能の回復・再獲得を目指していることが多いと思います。 なので、大きな動きが多くなります。 起き上がる、座る、立ちあがる、立ち続ける、歩く・・・。 これらの動きは生活していくうえで必要不可欠な動きです。 でも、座れるようになっただけではごはんは食べられません。 立ち上がれるようになったからと言って、トイレは一人ではできません。 歯を磨くことも顔を洗うことも難しいです。 歩けるようになったからと言って、家の中で安全に動けるようになるとは限りません。 作業療法では、このように、理学療法の中で得た能力をさらに広げ、応用動作を行うためのリハビリを提供しています。 歩く訓練もしますし、座る訓練もしますが、目標はトイレに行くことだったり、着替えることだったり、ご飯を食べることだったりと、日常生活動作に対してアプローチすることがとても多いです。 そして、ご飯を食べたり着替えたり、お風呂に入ったりトイレに行ったりするときには、手の動きがどうしても必要になります。 細かい動作も必要になります。 そのために、絵をかいてもらったり折り紙をしてもらったり、編み物をしてもらったり、指先を使うような作業を訓練として取り入れているのです。 作業療法士は、決して理学療法士のサポート的存在ではなく、お互いに専門性を認め合って、協力してリハビリを行っていますよ。 PTの方でもOTを補助的な存在と考えているような人は、ほっとんどいないと思いますよ。 ただ、どうしても表に出てきたり、派手なイメージがあるのはPTの方であることは事実だと思います。 これも専門性の違いなのでどうしようもないですよね。 3番目の精神科OTの再就職は難しいか・・・ですが、私の周りで就職に困った人は見たことはありません。 教員として再就職している人もいますが、私の出身校にいた先生は、精神科ばかりを色々渡り歩いているような先生でしたよ。 精神科専門の看護師さんの仕事内容については分かりませんが、看護師さんですと、夜勤があるでしょうから、体力に自信がなかったり、家族の協力が得られないようでしたら、難しいかもしれません。 将来性などはちょっとわかりませんが、作業療法士としては、ぜひ作業療法士を目指して欲しいなぁ・・・と思います。 年齢は関係ないですよ。 高校生のお子さんがいらっしゃるような方が学校に入ってきたりするような世界です。 私も、27歳で作業療法士になりました。 厳しいこともありますが、とてもやりがいのある仕事です。 どうぞ周りの方には『作業療法はマイナーじゃないよ~!』と教えてあげてくださいませ。 長文失礼しました。
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