質問があります。

Question

質問があります。現在２３歳の男性で、文系4年制大学を卒業しましたが、今から、診療放射線技師の専門学校に行って必死に勉強し資格を取り、職員試験を受けた際に、年齢や性別で不利になりますか？

また、専門学校出身の方たちの診療放射線技師の就職率はどんな感じなのでしょうか？

また、こういう医療の資格系はある程度就職に強いと聞きましたが、そこの見解はどう思いますか？

Answer 1

医療の資格系はある程度就職に強い→この考えは放射線技師には当てはまりません。就職は非常に厳しいです。
医療の資格で引く手あまたは看護師と医師です。
専門学校よりも大学卒のほうが今は好まれます。あなたが今専門学校へ行こうとしている場合、最終学歴が専門学校となるため不利です。また大学院へ行くと有利だと言っている方がいますがそれもそうとは言えません。大学院を出ようとも放射線技師の場合大卒と大差がないためです。今現在２３で卒業が26くらいならまだ大丈夫かなとも思いますが、その年齢がネックで採用してくれないところももちろんあるかと思います。どうしても放射線技師をやりたいのでなければ正直やめたほうがいいです。
文系の大学を卒業したのであればその専攻にあった就職先を探したほうがよいかと思いますよ。ただ単に思うような就職先がなくて放射線技師になろうという安易な考えでは絶対に放射線技師はやめたほうがいいです。

Answer 2

私は29歳で放射線技師の学校に入学しました。
同級生とは、ほぼ一回り年の差がありました。

質問者の方のように一つ大学を卒業した後、再びチャレンジする、そういう方は放射線技師として生きて行こうという意志が強い方が多い印象を持っています。
ですから、そういう人たちは同級生の中でも、成績がトップクラスでした。
そして、就職でも全く引けを取らず、同級生と同じ新卒として扱われます。

さらに、大卒資格+診療放射線技師の資格取得見込みで、大学院を受験することも可能です。
私は国立大学の修士課程を卒業しました。
修士を取得していれば、当然大卒者より上ですので、就職には多少有利でしょう。

現在23歳くらいであれば、年齢が就職に不利に働くことは考えなくて良いでしょう。
ただし、こういう職業では、年齢ではなく、資格取得後の経験年数が給料査定の基準になりますので、給料も新卒並みとなることを覚悟してください。

男女差の観点から言えばマンモグラフィの撮影も出来る、女性の技師を募集する医療機関は多いです。
でも、男性求人もあります。
そして、放射線技師の過程の大学卒業者の方が、専門学校卒よりも就職が厳しいことは確かです。

なお、医師と看護師以外の医療系職種は、すでに飽和してきているように思いますので、もしも、手に職つけていれば就職に有利かな、くらいの心づもりでしたら予想よりは厳しい見通しになると思います。

ちなみに、岡山県に日本で唯一の放射線技術科のある短期大学があります。
就職率は本当に毎年ほぼ100%です。学生に就職する気があれば、就職できるまで、先生がとことんつきあってくれます。
実習時間も多くとっていますので、臨床で使える知識や技術が学べます。
国家試験前の半年間は予備校かと思うような濃厚な勉強ができ、国家試験前の卒業試験をクリアできれば国家試験の合格率も非常に高いです。
ただし、昼間制ですので、夜間の専門学校のように働きながら通うのは困難で、バイト程度が精一杯です。
奨学金制度を利用する人も多かったです。

ご参考になりましたら幸いです。
ぜひ頑張ってください。