解決済み
哲学に興味がありますここ一年ほどで哲学に興味が出てきて、自分なりに色々と読むようになりました 好きなのは、ニーチェ、サルトル、ドストエフスキー、カミュの実存的ニヒリズムなどです そこで思ったのですが、哲学を勉強して学者以外にどんな仕事がありますか? 哲学じゃ食べていけないというイメージもあるのですが.... いま高校生です 英語はもう長らくアメリカに住んでいてできるので、大学では学部はまだ決めていませんが何らかの形でフランス語かドイツ語を学びたいと思っています
191閲覧
別に哲学教育は職業教育、専門教育ではありません。 たとえばドイツの大学には哲学部があり、フランスの高校には哲学の授業があるわけですが、これは哲学が他の学問の基本であるからです。哲学を勉強して何の役に立つ、何の仕事ができるうんぬんではなくて、哲学を理解できなくては他の学問全て、社会の仕組みが理解できないという考えです。 たとえば論文の書き方一つにしても、序論・本論・結論という論証の仕方一つにしても弁証法、ディアレクティックを基本としているわけです。テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼというのもそうです。ディクカッション、ディアローグを普及させたのはソクラテス、プラトンです。デマゴーグというのも古代ギリシャ語です。レトリックというのも古代ギリシャ語です。グラマーというのも古代ギリシャ語です。 アリストテレスが哲学をわざわざ第一哲学と言ったのも、そこで終わらせるためでなく、そこからさまざまが学問を展開させるためなのです。 つまり哲学を勉強するのは、本来そこで終わらせるためではなくそこからさまざまな実際的学問、実際的研究を展開、応用させるためなのです。哲学のための哲学を職業にするのは本来の哲学ではないのです。学会で偉くなるためだけの研究には意味がありません。 アメリカの有名な哲学者、デューイのプラグマティズムとかもそうです。何も実行、応用しない人がプラグマティズムの理論的研究だけ続けていても、プラグマティズムを理解していることにはなりません。プラグマティズムを理解できた人は実生活に実行、応用をするはずです。読書をして文章を書くだけでは哲学を勉強していることにはなりません。 実社会、実生活の中で問題意識や疑問を持ち、考えなければ本当の哲学の勉強とは言えません。
< 質問に関する求人 >
英語(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る