看護師の資格をとりたいのですが、３０代後半、子供もまだ小さいのですが、無謀でしょうか？子供も三人いるので金銭的にも厳しく…

Question

看護師の資格をとりたいのですが、３０代後半、子供もまだ小さいのですが、無謀でしょうか？子供も三人いるので金銭的にも厳しく子供に教育費がかかるのに自分にかけている場合ではないかなとも思います。現在パートにでていますが、生活費でいっぱいで学費を貯める余裕はありません。あきらめるしかないでしょうか？同じような環境で看護師の資格をとられた方がいらっしゃいましたら、お話を聞かせてください。お願いします。

Answer 1

残念ながら無謀で、無理です。

私個人の意見だと、資格を取って定年まで２０年働けるかがボーダーだと思っています。
その点では３０代後半ならば遅くはありません。
実際に私の勤務する病院には４０代の新人看護師が数人います。
みんな大変そうですが、なんとか頑張っています。
私は高校からストレートに看護師になり、今４６歳で経験２５年。
でも同じような年齢で学校に行き、資格を取り、新人として不慣れな環境に適応しようと頑張っている姿は脱帽モノです。
でも本当に大変そう。
私自身もモノ覚えが悪くなってきたことをヒシヒシ感じています。
看護職は資格を取ったからといっても、何もできません。
新人教育を受け指導されて一人前になっていくもの、４０過ぎた者には資格を取ってからも苦労は絶えません。

看護師になる学校は無償で入れるものではありません。
働きながら看護師になれたのは一昔前のことです。
今、働きながら看護師になるには定時制（といっても夜学では無く午後半日制３年）に行き、准看護師になり、そののち看護師になる進学課程（これも定時制なら３年）に進んでようやくです。
が、このタイプの学校も減りました。
地方によっては残っているところもあるかもしれませんが、お住まいの通学圏にそのような学校が、受け入れてくれ学費を出してくれる病院があるとは思えません。

看護の学校には入学の為の入試もあります。
子育てで勉強から離れていると思いますが、現役高校生と机を並べて受験して、勝てますか？
社会人枠受験というものもありますが、わずかの募集に対してものすごい数が受験希望します。
やはり、厳しいと思います。

看護の学校に学費は受験ガイドなど目を通していただけば一目瞭然ですが、公立ならば安いのですが、そこそこかかります。
お子さんたちが義務教育のうちならば、公立の学校に行けば費用は少なく済むかもしれません。
ただ、費用をかけずに、と思っている者が大勢います。
公立の学校は倍率も高いです、、、。

看護の学校は現役で入った若者でさえ、バイトもままならないハードな内容です。
子育てもし家事もし、パートもなんとかしたい、、、だとしたら無理です。
子供の具合が悪い、行事に参加すると言って実習を休むわけにはいきません。
授業だって休みが多ければ単位が取れず、落第も考えられます。
落第したら年数が増え、学費も嵩みます。

奨学金制度もありますが、それは将来看護師として雇う約束のもと、支払って貰えるものです。
質問者様の事情では、学校を卒業できるか危ぶまれて貸し出すところはないと思います。
それに奨学金を目いっぱい受けたとしても、学費以外に実習費・教材費・教科書代・テキスト代・制服代・実習先への交通費等別途かかります。足りません。
そして奨学金は借金で、学校を辞めた時は全額返金しなければならないし、落第した時は支払われません。

厳しいことを書きました。
質問者様の詳しい事情は分かりませんが、書かれた部分だけ読むと無理だと思います。
私の周囲の４０代新人は独身であったり、子育て終わっている世代だったりです。
下は小６（３人子持ち）の新人４５歳は、残念ながら本当に覚えが悪く、でも早く帰りたく、仕事を制限して指導していますが、怒ったことのない指導担当者すらイラつく存在です。
ただ、オバちゃんの図々しさがあってメゲないで仕事にくるバイタリティがあり、そこだけは買いです。

やらずして諦めるのは良くないと思います。
いつか、目指すという心は持ち続けてほしいと思います。
でも、今では無いとおもいます。