美容室経営者で、少し、法律の知識があります。 マツエクは、現在、厚生労働省では美容師免許が必要であるとの解釈になっています。 ディプロマには法的な効力は全くなく、その団体が勝手に発行しているにすぎません。 相手方がそれを知っていてそのディプロマを発行しているのであれば詐欺の可能性もありますが、 それでは相手方が「悪意で騙している」事を証明する必要があり、難しいと思います。 しかし、錯誤無効を主張するなら現実的だと思います。 特にあなたが、「美容師免許を持っていないがマツエクを職業にしたい」という意思表示を相手方にしていれば、 相手方は悪意で契約したことになりますから、あなたの言い分が通る可能性は、低くは無いと思います。 ただし、あなたが「美容師免許を持っていないと使えない」などという説明を受けていたり、契約書に目立つように書いてあるならば、あなたに重過失が認められますので、あなたの主張は通りません。 内容証明にて、「まつ毛エクステの営業としての施術が、そのディプロマがあれば合法的に営めるものであると、誤認して契約をした。契約の動機に要素の錯誤があり本契約は無効であるから、○月○日までに、支払った金額の全額の返金を求める」 という感じで返金を請求してみてください。 内容証明は、行政書士か司法書士に頼めば5000円~10000円程度で書いてくれると思いますが、 (行政書士の方が安いが、裁判になったとき代理権がありません) そのくらい自分で書いて出しても良いかと思います。郵便局で送り方をたずねてください。 もし、相手方が要求に応じなかったり、反論してくる様なら法的に争うしかありません。 しかし、弁護士などを雇って提訴すれば、返金額より費用が上回る可能性が高く、現実的ではありません。 裁判所に行って、「調停」を申し立てるのか、費用が60万円以下なら弁護士を通さないで「少額訴訟」を起こすのが現実的だと思われます。
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