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日商簿記2級、工業簿記について教えてください(;_;)

日商簿記2級、工業簿記について教えてください(;_;)『標準操業度』『実際操業度』『基準操業度』の違いがいまいち分かりません。これらの違い、意味を分かりやすく教えていただけないでしょうか? 差異分析公式に頻繁に出てくるのですが、混乱してしまい困っています。 よろしくお願いします!

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回答(2件)

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    *基準操業度 基準操業度とは、一定の期間(通常は1年ですが)における工場の利用程度を直接作業時間や、機械運転時間で表したもののことを言います。 実はこれは理論的生産能力、実際的生産能力、平均操業度、期待実際操業度、とさらに四つに分けることができます。 これは二級の検定に出て問われることはまずないと思われますので、頭がこんがらがりそうでしたら「ふ~ん」くらいで流してもらって結構なのですが、それぞれが何を表わすのかをおまけとして書いておきますね。 [理論的生産能力] これは最高の能率でずーっと作業し続けた場合の、理論上の最大限の操業時間です。 1日24時間、フル稼働。 [実際的生産能力] とはいっても実際にはそんな計算通りにはいきませんよね? いくら機械とはいえメンテナンスの時間、段取りにかかる時間、もしかしたら機械が故障するかもしれないし、材料が不良品だったり工員が欠勤したりして作業ができない時間だってあるわけです。 そういう回避することができない作業が中止される時間を、理論的生産能力から差し引いたものを実際的生産能力、と言います。 [平均操業度] 実際的生産能力では不可避な作業休止時間を差し引いて、ある程度現実的な作業時間を出しました。 でもですよ、製品は作ったら作って終わりではありません。実際には店頭に並ぶなどして、消費者(買い手)の手にわたっていきます。ここで問題となるのは需要と供給の問題です。景気の変動や季節の変化によって売れる製品、売れない製品もあるでしょう。 そういう生産量への影響を長期的に考えて平均して算出した操業水準のことを、平均操業度、と呼びます。 [期待実際操業度] これが原則、基準操業度として使われるものです。 次の一年間に予想される操業度水準のことで、予算操業度とも呼ばれています。 たとえば… 来年1年で予想される製品の年間製品生産/販売量は100個で、一個当たりの製品を製造する機械稼働時間は5時間と見積もられています。 という条件であれば期待実際操業度は500時間、となります。 これが(企業が期待実際操業度を基準操業度として採用しているのであれば)次の年1年の基準操業度となるわけです。 *実際操業度 これは実際にはどれくらいの操業度であったかを表したものですね^^ 基準操業度が予想であるのにたいして、この数値は実際のものです。 *標準操業度 標準原価計算では原価計算する前の段階で、製品一個当たりこれくらいの原価で、これくらいの作業時間で作ることができたらいいなあ…と、目標をたてますよね? 標準操業度とはその目標を基にして算出した操業度です。 製造間接費を直接作業時間を基準に配布しているのであれば、当月実際に製造した製品は目標では何時間で作りたかったのか、これを表しています。 (資料として与えられている標準直接作業時間に当月実際に製造した製品の数量をかけ合わせれば簡単に出せますよね^^) こんな感じなのですが… わかってもらえましたでしょうか? 工業簿記、二級にはいって急に追加されて難しいですよね。 でも慣れて、得意分野になれば満点だってとれるようになるんですよ! 商業簿記で満点は難しくても、工業簿記なら取れます。ここは得点源なんです! お節介かもしれませんが工業簿記を解くコツを…。 図をつかって解いていますか? 質問を読んだ感じだとどうもテキストに出てきた公式を一つずつ覚えていらっしゃるようですね。 これではいくら時間があっても足りません。頭の容量だって食います。 どちらのテキストを使っていらっしゃるのか分かりませんが、テキストに図が出てきませんか?この図をぜひとも駆使してください! 原価を出すときはボックス(原価計算するとき四角い箱が書いてありませんか?)を、差異分析する時はボックスを少し応用したようなものやシュラッター図を使えば無敵です。 原価は左から右に流すだけ、差異は短いほうから長いほうを引くだけで解けます。 はじめは少し練習が必要ですが、すぐに簡単に解けるようになりますよ! ここで全てを教えることは(文章量的にも)できませんので、使い方を解説されているブログなんかもありますから一度そういうところへ足を運んでみたり、使っているテキストや問題集があれば一度図と向き合ってみて下さい。 (少し時間と根気がいるかもしれませんが…公式をつかう普段通りの解き方をした後図を使ったやり方を自分で開拓していく気持ちで電卓片手に見てみると分かるようになるかもしれません) 分からなければきっとまた経験者の方が助けてくれますよ^^ 過去ログだってあるわけですし、ぜひとも公式だけを使う方法から抜け出してほしいなあ…なんて老婆心ながら。 頑張ってくださいね^^!

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  • 少し説明が長くなる上理解して頂けるかわかりませんが、できる限り努力させてもらいます。 例に機械を上げて答えると、ある機械の年間動かせる可能な限りの時間が『基準操業度』となります。そしてある機械を年間動かせる可能時間は『基準操業度』ですが、例えば途中で故障、停電等により年間動かせる可能な時間が事故により減ってしまいました。これを『実際操業度』といいます。最後に『標準操業度』ですが、年間の機械の稼動前の段階での計画で必要と考えれられている時間です。 それぞれをまとめると『基準操業度』は機械の年間における最大可能稼働時間であり、現実的にこの時間で稼動するのはほぼ不可能。 『実際操業度』は機械の年間における実際の稼動時間 『標準操業度』は機械を稼動させる前の段階における計画時点での見積もりになります。 これらにより各差異を分析し、営業部門が悪かったのか、製造部門が悪かったのか、はたまたもっと細かな部門の責任なのかということがわかります。 へたくそな説明で理解して頂けるかわかりませんが、少しでも助けになればと思います^^;

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