教えて!しごとの先生
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  • 解決済み

はじめまして。

はじめまして。とつぜんのご質問ご了承ください。 mnckmsさんの回答でお褒めいただき有難うございました。 私の質問では相手に伝わりにくかったのですが (あとあと読んでみたらアイデンティティを知らない人には、ちんぷんかんぷんな説明でしたね(爆)) myutt23さんの説明はすごく分かりやすく、改めて自身もアイデンティティを納得できました。 改めて勉強になりました。 今回の本題に入らせていただきます。 私は現在高校三年生であり、心理学に興味をもっていました。 myutt23さんが心理学のプロと知りご質問させていただきます。 高校で心理学を学び私の興味はさらに大きくなり心理学を知りたい・学びたいと思い進学を決意しました。 現在は小論文対策の毎日です。 そこで心理を調べるうちに将来の夢として「精神科ソーシャワーカー」という目標ができました。 最終的には病院に務めたいと思っております。 私は先生たちと協力して患者さんの復興の足掛かりになりたいと思っています。 自身なりにしらべ「精神保健福祉士」の資格がとれる心理学部への入試を決意しました。 目標達成のために心理のプロであるmyutt23さんからアドバイスをいただきたいと思っています。 (他に取っておいた方が良い資格や授業など・・・) あつがましいお願いと存じてますが、よろしくお願いします。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    あなたは優秀な方だと思うので,まじめに回答しようと思いますが,ふたつほどぜひお伝えしたいことがあります。 ひとつは,ご存じかも知れませんが,一般に心理学関連の仕事というのは,実は仕事として成り立たない場合が多く,心理学を専攻して卒業しても普通に文学部出身の扱いのまま心理学とは関係のない仕事に就くというケースがほとんどです。 また臨床心理士などの仕事は,結局,精神科医がやってしまえばいいということもあり,病院の臨床心理士として勤めながらコンビニのアルバイトもして生活しているという方もいらっしゃいます。 つまり,心理学の知識をもっている人は,「治す」という観点では社会的に価値が認められていない, というと言い過ぎですが,それは医師の方に委ねられているのが日本の現状です。 そのような背景から言うと,「精神保健福祉士」はとてもよい選択肢です。 国家資格ですし,難関ですが公的機関に勤めることもできます。 ただし,精神保健福祉士は「治す」のが仕事ではないということはご存じだと思います。 「治す」のではなく,「支援する」ですね。 つまり,名称の通り「福祉のプロ」です。 そこをまずよく確認しておくことはいろいろと重要だと思います。それがひとつです。 ふたつめは,「精神保健福祉士」が心理学関連職というより,むしろ「福祉のプロ」というところに中心があるとすれば,「福祉とは何か」ということの理解を深くすることは避けて通れないということです。 しかし,これが意外に難しいのです。 正解がなく,まさに現在と未来に向けての世界的な問題になっている問題だからです。 「福祉とは何か,どうあるべきか」という問題は,その問題の前に, 私たちにとって「公共」「公共善」とは何か。助け合うとはどういうことか。 という問題に答えが与えられなければなりません。 卑近な例では,大阪市の生活保護の問題,消費税増税の問題,電気料値上げの問題,大津市の教育委員会の問題などなど,すべて「公共とは何か」という問題が曖昧なところに生じている混乱です。 日本は実質的に単一民族社会で,「お上(かみ)の仁政」に頼る歴史が長くて,わたしたち自身が「公共とは何か」という問題に甘いため,上記のような諸問題が繰り返し出てくる社会になっているのです。 (日本以外の先進国はすべて多民族社会です) しかし,日本のこの閉鎖的な特殊性は,万事がグローバルしている現在,今後は激しく修正させられる場面が出てくるでしょう。ですから,このまま「公共とは何か」という問題を一般国民が無頓着のまま,一方で福祉や社会保障の制度が変更されだけはするということが続けば,日本は大混乱になっていくだろうということです。(すでに混乱は始まっています) 以上のように,福祉のプロになろうとするならば, 「公共とは何か,公共善とは何か」 という問題についてはいつもしっかり考えておかなければならないわけです。 そのため,ふたつのことをお勧めしておきます。 ひとつは「これまで先人たちがこの問題をどうとらえてきたか」を学ぶことが大切だということです。 この点では,たとえば中山元『正義論の名著』 などをぜひご覧ください。 http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E8%AB%96%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%91%97-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E5%B1%B1-%E5%85%83/dp/4480066128) もうひとつは,日本の状況だけで考えない,ということです。 「日本ではもめているけど,世界の他の国ではどうしているんだろう?」という観点が必要かつ有効です。 そして,世界の考え方と制度を理解するためには,それぞれの世界の福祉の歴史を知っておく必要もあります。 たとえば,フランスのような自由平等から始まっている国と,身分制が残るイギリスとでは,福祉の発想の根っこ自体がぜんぜん違うからです。 この点については,松村祥子『欧米の社会福祉の歴史と展望』などをのぞいてみてください。特に,フランスが驚きだと思います。 http://www.amazon.co.jp/%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AE%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%A8%E5%B1%95%E6%9C%9B-%E6%94%BE%E9%80%81%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%99%E6%9D%90-%E6%9D%BE%E6%9D%91-%E7%A5%A5%E5%AD%90/dp/4595312695) 以上,ご参考まで。 大学に進学したらぜひ「社会起業(ソーシャル・ベンチャー)」「厚生経済学」などについても勉強してみてください。 ご成功をお祈りいたします。

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