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作業療法士の方に質問です。

作業療法士の方に質問です。作業療法に興味があります。 ネットでいろいろ調べたところ,自閉症など発達障害の子供たちの手助けをすることもある,というようなものを見つけました。 作業療法の中でも,そういった精神系や発達障害の子たちの手助けをするような分野にとても興味があります。 そのような分野での,具体的な作業療法士のお仕事を教えてください。 作業療法に関することなら,ほかのことでもかまいません。 とりあえず,たくさんの知識が欲しいです。お願いします。

補足

みなさま、本当に本当にありがとうございます。 回答をじっくり読ませていただきましたが、そんな仕事を心からしたいと思うようになりました。 作業療法士の発達領域での就職が難しいというのはわかりましたが、 そのような職場に就くために努力できることはなんでしょうか?

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    発達領域で作業療法士をしています。 前回答者の方がお話している通りです。 ほとんどの学生が発達領域へ就職できない難しい領域ですが、とてもやりがいがある仕事です。 私のところでは、下は2,3歳から作業療法が開始します。 自閉症圏、注意欠陥多動障害、アスペルガー症候群、学習障害、発達性協調運動障害、脳性麻痺、精神遅滞 〇〇症候群などの染色体異常とさまざまです。 子どもへの支援は、運動・精神、認知、コミュニケーションをはじめ、身の回りの活動や、保育園や幼稚園などの集団(社会参加)への支援も行います。私のところでは、場合によって保育園や幼稚園に出向いて、現場での支援も行い、保育士の方に 関わり方を支援・指導してます。 子どもと遊びながら、感覚統合療法、応用行動分析、認知発達治療、TEACCH、神経発達的治療(NDT)などいろいろなアプローチを用いながら、この子にとってより良い成長・発達を促す関わりを行っていきます。 さらに発達領域でとても重要にしているのが家族支援です。子育てをしている母親、父親への支援もセットにして成り立ちます。 どうやって子育てしたらいいのか、また育児疲労、虐待、育児放棄、精神疾患を患った親など家族の抱える問題もあり、社会福祉士、臨床心理士、児童相談所などの方と協力しながら子どもを含めた家族へアプローチしていきます。 本当に子どもはかわいく、やりがいがあります。 質問者の方には少し難しいかもしれませんが、ICFのすべての枠組みへ包括的にアプローチしていくのが作業療法士の仕事だと思います。 1つの事例です。どう感じますか? 『奇形で生まれながらに両手がなく、手首までの子が大きくなり、母親に苛立ちをぶつけます。 手がないから、僕はないもできないんだ。だからクラスの子にいじめられるんだとこんな風に生んだ親が悪い! 母親は泣きながら、ごめんね。私は母親として失格だね。五体満足に産んであげられなかったのですから。』 子供や家族を支えて心身ともに成長を促していく、発達領域の作業療法士は、社会にとても必要とされる、役立つ職種だと思います。 補足への回答: 1:子どものボランティアなどに参加して経験を積んでいく。市町村の子どもに関するボラはたくさんあると思います。 2:発達領域の先生がいる学校、発達の実習先がある学校に入学するのが良いと思います。 2に関しては質問者の行きたい大学・専門学校に問い合わせたり、オープンキャンパスに参加したり、ホームページ等をよく読んで 自分の力で情報収集してください。努力を惜しまないでくださいネ。

  • 作業療法士です(現在、育児中で仕事をしていませんが・・)。 ご質問者様のご興味のある分野は、おそらく発達障害分野になり、重度心身障害者施設・療育園などが活躍の場になるかと思います。 それらの施設の利用者さんたちは、いろいろな疾患を持っていますが、メインとなるのは脳性麻痺と精神発達遅滞の両方を持った方たちです。 皆さん、運動機能・精神機能・知的機能の問題をかかえておられるので、小さな内は、それらがなるべく発達して行くような支援、成人してからは、少しでもその人らしく楽しく生活できるような支援、でしょうか。 いずれにしても、作業療法士としては、遊びやレクリエーション、趣味活動を利用した支援が多くなってくるかと思います。 たいていの施設では見学・ボランティアなどを受け入れているかと思うので、ご興味があれば問い合わせしてみてはいかがでしょうか。 精神分野では、精神疾患を持つ子供の患者さんが作業療法に来る、ということはとても少ないです。 10代後半~80代くらいの方たちが対象者になります。 こちらは、運動機能面の問題を持っている方は少ない(もちろん薬物療法の副作用で問題は抱えている方は多いですが)ので、生活リズムを整えたり、自己認識を深めたり、意欲を向上させたり、コミュニケーション能力を高めたり・・・・といったことを目的とした、やはり趣味活動・レクリエーション・スポーツなどによる訓練が多いでしょうか。 発達障害・精神障害に対する作業療法は、個人的に、作業療法士の特性をもっとも生かせる分野ではないかと考えています。 ただ、そういった施設はそんなに多くない割に、希望する作業療法士は割と多い方なので、必ずしも就職があるとは限りません。 今、もっとも需要があるのは、老年期障害の分野です。

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    1人が参考になると回答しました

  • こんにちは。 わたしは作業療法士ではありませんが、長男が自閉症で、2才から6才まで作業療法の訓練を受けました。 遊戯室という部屋があり、そこにはサーキット運動のコースができていて、コースの中には平均台やトランポリンなどさまざまなものがありました。 そこで遊びを通して、子どもの体の動かし方を観察し、上手に指導していただきました。 たとえば・・平均台で、足を前に出すことができない時は、すこし前の足場を軽くたたいて、「ここに足をおいてみて」と声をかけたり、動く物を上手に目で追うことができない息子に、大きなビーチボールをゆっくり床にころがして、それを受け止める練習をしたり・・。 トランポリンでとぶことができない時は、上に座らせて、体を両手で支えて、ゆっくりと上下にゆらしてみたり。 ブランコ(四角い1メートル四方くらいの大きさの板の四隅をロープでつなげて、天井からさげたもの)でも、子どもを座らせて、ゆっくりゆらしてみたり。 それと、ジャンプもよくやりましたねー。 息子はほんの少しの段差でも、ものすごく大きく感じるらしくて、低い段差から両足をそろえて飛び降りるということが出来ませんでした。 階段を下りるときも、おそるおそる、誰かに両手をささえてもらいながらの状態でした。 そこで、サーキット運動にジャンプも取り入れて、低いところから始めました。 はじめのうちは、両手を支えられながら・・・慣れてくると一人で。 そして、すこしずつ高さを上げていくという感じでした。 直接の効果はわかりませんが、そういったことを続けていくうちに、体のバランスの取り方や、手足の動かし方などがうまくなってきて、4才で三輪車をこいで、前に進めるようになったときは、一緒に大喜びしてくれました。 体全体を使った訓練のおかげだと思います。 身体感覚です。 それと、スプーンの持ち方も練習したことがあります。 息子はスプーンを上から握るように持っていたので・・・正しい持ち方をしないと、将来的におはしを使うときに困るよって言われて、一緒に練習しました。 あとは、空き箱(ふたなし)の上端にマジックで丸い印を定間隔にいれておいて、そこに洗濯ばさみをはさんでいく、小さなフエルトのボールをペットボトルに入れていく、ジグソーパズルを一緒にするなど、手先を使う練習もよくしました。 訓練施設が就学までのところだったため、6才で終わってしまいましたが、それでもそこでの訓練は今につながっていると思います。 息子は今では手が器用で、刺繍をしたり、ビーズでストラップを作ったり、くぎを100本数えて袋詰めにするなどの作業を学校でしています。 小さい頃に作業療法、言語訓練、音楽療法、体育教室、公文式教室の学習などいろいろとやりましたが、一番成果があったのは、作業療法だと思います。

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