仕事がきつく、家族を大切にできなくなった時、仕事をとりますか？それとも家族をとりますか？残業が永く体力精神疲労、仕事のせ…

Question

仕事がきつく、家族を大切にできなくなった時、仕事をとりますか？それとも家族をとりますか？残業が永く体力精神疲労、仕事のせいで家族の時間が取れない、またはパートナーに不安を与える場合貴方はどうしますか？今回仕事を辞めることになって、その理由が、パワハラ、過度の無料残業時間などもありました。しかし真剣に将来を考えた時、このままでは大切な人との時間が取れないということも浮かんできました。私はヨーロッパに住んでいるので、欧米の感覚と日本の感覚の中で、自分にあったものをみつけだしているという感じです。

しかし久々に聞いた上司の言った言葉が…、たしかに日本ではそう言う言い方をよくするな。と思ったのです。しかし母は日本も、家庭中心の欧米的な考えに変わってきているよ。といいます。

上司「時間がないなら睡眠時間削って勉強や家族サービスをすればいいでしょう？みんなそうしているものですよ。」
「私は家族のために働いている。家族を養っているんだから、会社を重視することが、それが家族のためでもある。あなたもそうでしょう？etc」用は、家族サービスは２番で、家族を養う為に働いている。それなら会社を重視するのが家族の為になるということです。

しかし、無理をして顔にクマを作った自分を見て彼は大変心配しました。
「日本人はよく働くけれど…。発送が逆な気がする。貴方がそこにいてハッピーでないのなら、そこにいてはいけないよ。世の中にはたくさんの仕事があるんだから、自分のライフスタイルにあった仕事をしないといけない。etc」

ヨーロッパ的な意見をその後いうのですが、用は家族との時間が大切で、それをないがしろにしない方法をとるという事。もちろん自分自身も家族の一員なので、自分自身も大切にすべきだ。子供のために早退して帰るということもあり、それを認めない会社は少ない。明日出来ることは、明日やる。残業で家族サービスができない、睡眠時間を減らして仕事なんて…。一体何のために働いているの？ということでした。

家族のために働いているというのは共通ですが、家族に何かあった時に、家族を取るという所が違う気がしました。

今の日本の家庭と仕事の間で、仕事のラインと日本人のプライベートラインの考え方、あり方が知りたいです。

それぞれライフスタイルがあると思います。私は、自分のライフラインが仕事ラインに偏り、それが家に影響した時、どんな方法でも良いから、フォローやバランスを取りたいと思います。できないとキツイです。みなさんはどう考えていますか？

今の日本はまだ私の上司だった人の意見が多数を占めているのでしょうか？

Answer 1

そうですよね！ヨーロッパと日本では仕事つまり労働の観念が違います。

日本では労働は美徳と考えます。しかしヨーロッパでは労働は対価つまり働くというのは契約によって働き奉仕では無いという考え方があります。

資本主義が確立してきた１９世紀当初ヨーロッパでも長時間労働で労働者は過労死や労災などで家族が路頭に迷う時期がありました。

そのとき労働者は、ストライキなどで家族や生活を守る手段を見つけました。しかしストライキばかりしていると会社が潰れます。そのようにならないために労働者は団結してお金を出し合って労働組合や共済などをつくり助けあいました。

そして、会社と対等に話し合う権利、団体交渉権を得ることが法的に確立され、会社の一方的な労働条件にならないように労働協約を締結できるようになりました。

そして今は世界中に労働組合の活動ができるようになっています。

しかしそれらをきちんと行使でき労働組合の組織がきちんとしているのはヨーロッパなのです。だからこそヨーロッパはゆとりをもってやりがいのある仕事ができるのです。これはＩＬＯ（国際労働機関）でディーセント・ワークと呼ばれています。

日本でも法的には、まず憲法２８条で労働３権（団結権、団体交渉権、団体行動権）は保障されていますし、労働組合法で具体的に記載されてますがそのことを知らない人があまりにも多いということに原因があります。
だからこそブラック企業という違法な働き方が横行し過労死や労災も後をたたないといった状況が続いています。

会社と対等に話し合う権利、つまり団体交渉権は世界では当たり前の権利なのです。しかしそれを知らない知らされてない、知ろうとしない労働者が多いからこそこういう問題が起きてくると思います。参考に労働委員会のYouTube動画をご覧ください！http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em