販売士、中小企業診断士

Question

販売士、中小企業診断士大学１年です。
今販売士2級の資格取得を目指して講座に通っています。
今年10月の試験を受けます。

経営に興味があり、経営学部ではないですが
販売士の資格の勉強を通して
経営の勉強ができたらなと思い受講しました。

ゆくゆくは中小企業診断士の資格が取れたらなと
考えているのですが、
簿記などをとっていなくて
中小企業診断士の資格を取得するのは
難しいですか？

中小企業診断士は国家試験で30代がよく試験を受けるというのは
聞きました。
もしとれるなら、大学生のうちにとれたらなと
考えています。

私は企業の商品企画などの仕事をしたいと考えています。
まだ具体的な企業は考えてないですが、、、、
そのような仕事をするには
大学の４年間で何をすべきでしょうか？

アドバイス待っています。

Answer 1

中小企業診断士です。まずは簿記がなくても受かるのか？という質問ですが受かります。とはいえ財務会計という科目が1次試験にも2次試験にもありますから、全くの無理解では難しいですね。合格だけでよいのなら簿記3級程度の部分理解で十分だと思います。（そのかわり財務会計では高得点は期待できないので、他の科目の強化は必要です。）

大学生のうちに取っておくのは大賛成です。まずは時間と若さという絶対的な武器を有効に活用できますからね。よく診断士は実務経験がどうのこうのと言う人もいますが、資格と取って企業に厳しい現実の日々をおくれば、立派な実務経験です。そこは気にすることなくばく進して下さい。

次に大学時代に何をすべきか？ですが僕はですね、あなたのような進路を目指す若者には、セブンイレブンかマクドナルドでもアルバイトを進めています。両方ともあの手この手の商品や販売促進企画を打ち出してきますよね？それを現場の最前線で見る感じる（良い面も悪い面も）ことができることもありますし、全く違う側面では両社ともに店舗運営能力にたけています。

商品企画とは少し違いますが、運営の妙というのも実感できるのは良いことだと思います。とにかく若さは最大の武器です。有効に活用して、素晴らしい社会人生活を送れる糧となる大学時代になることをお祈りしております。

Answer 2

他の方がとても詳しく書かれていらっしゃるので、私はちょっと
実践的な話をします。アルバイトはぜひするべきです。商品企画を
するなら商品の知識や製造、流通の現場を知る必要があります。
実のところ、今、多くの商社やメーカーでは、商品企画ができる人を
本当にのどから手が出るほど求めています。
というのも、日本人は物を買わなくなってしまいましたが、その中でも
少々工夫を加えたもの、誰も知らなかった便利な物、などは
ベストセラーになっているからです。
たったひとつのユニークな商品を、たとえば就活の面接で提示できれば
一発で合格するでしょう。即戦力として。
まだ就活は先ですから、ビジネスの基礎的な勉強はじっくりやるとして
商品企画のカリスマと言われている人の本を紹介します。
三井物産が買収しようとした会社の社長ですから、かなり勉強に
なると思います。
↓
「３５年間に３８回のミリオンセラーを達成した男」（小山良）
講談社

Answer 3

文面から、あなたが大学在学中に身につけたいことは、①「会社経営に必要な理論」②「商品企画能力」に大別できると解釈しました。①には、簿記が必要不可欠です。日商簿記検定試験２級に合格してください。お勉強中の販売士の試験も、合格してください。この二つの合せ技に補強するものを加えて、中小企業診断士の資格を取得してください。必ず在学中に取得してください。働きだしてまでもたついていると、次に進めません。②は、ある意味あなたの頭脳の総合力です。勉強をしながら、あらゆることに興味を持ち続けて、老若男女の話を聴いたり、どんな人がどんなものを使ったり着用したりしているのか、何を好んで食べているのか、何がどのように使い易いのか、これから何が流行るのかなどなど。これらが基礎となります。ですからもちろん、あなた自身も遊んでおくのです。入社して、実際に企画して、失敗成功しながら身につけてゆきます。あなたが、将来、実業界においてひとかどの人物となることを願っております。