知人からの相談だったのですが、よく解らなくなってしまったのでお知恵を貸してください。 知人（正社員

Question

知人からの相談だったのですが、よく解らなくなってしまったのでお知恵を貸してください。

知人（正社員知人からの相談だったのですが、よく解らなくなってしまったのでお知恵を貸してください。

知人（正社員・５年勤務）の働いている会社が、民事再生の手続きを行ったところ、これを認められませんでした。そこで別の都道府県で申請したらどうかという話になっているそうです。
このとき「Ａには退職金が出ない」という事由が発生する原因は何があるのでしょうか。
（退職金規定などよく解らないのですが、一定年数以上勤務している人には退職金が出るという会社のようです。）破産すれば、退職金どころか…というのは解るのですが…。
それと「保全管理人」とやらが出てきたらもらえないという話も聞きましたが、この保全管理人とは何の手続きの際に出てくる方なのでしょうか…？

支離滅裂な質問で申し訳ありません。調べても泥沼にはまってしまっただけで、解決への糸口が見えないので、ご教授願います。よろしくお願い申し上げます。

Answer 1

民事再生の場合は、社会的には倒産を意味します。
従って、会社はとりあえず存続しますが、債権者に多大の迷惑をかけるわけですから、
従業員も当然賃金カットやリストラなどのダメージを受けます。
退職金の権利は保護されますが、資金がない場合は、資金を調達できるまで支払いを猶予されることもあります。

民事再生では、今の経営者は退陣することなく引き続き経営にあたっていきます。これは民事再生の大きな特徴の一つです。
ただし、経営責任を問われるような場合等には経営陣の交代を余儀なくされたり、裁判所が任命した保全管理人に経営権が移ります。
第三者が介入した場合は、私情を抜きにして、会社再建に向けての最も合理的な策が強行されますので、
再建策の内容が、より過激になる可能性はあります。