空調設備業界についての質問です。 以前、私もこの業界にいたのですが、派遣だったため図面しか引いていませんでした。 で…

Question

空調設備業界についての質問です。
以前、私もこの業界にいたのですが、派遣だったため図面しか引いていませんでした。
ですが、親戚がこのたび就職が決まり、質問されたのですがうまく答えられません。(追記に続く)質問内容です。

①出向ってなんですか？
私も出向したことありますが意味が分かりません。
私の派遣先である空調設備会社でも正社員が他の設計事務所に出向き、設計をしています。
この方が効率がいいからですか？
刑務所など特殊な物件をやるときもよく出向しますが、機密事項だからですか？

②社員の人も図面を引きますが、よく現場にも向かっています。現場では何をしているんですか？
社員がおこなう打ち合わせはどんな内容ですか？

③建築現場で設計することはありますか？それとも図面の修正ですか？

④ゼネコンと設計事務所、サブコンの関係がいまいちよく分かりません。
空調設備会社が図面を書く際、設計図の名前が設計事務所のものになっていることがあるんですがなぜですか？

⑤会社によって異なりますが、設計部と現場での社員の役割の違いが分かりません。
設計から施工まで全て行うことは多いんですか？

⑥現場の所長、現場監督の役割はなんですか？
現場にいる空調設備会社の社員が主に現場監督になるんですか？

⑦施工中に設計図を書いたりしますが、設計が完成してから施工しないんですか？
仕様の変更は分かりますが、明らかに何も設計していない段階の場合もあった気がします。

⑧よくある現場のトラブル、設計中のトラブルを教えてください。

⑨ある物件の施工が始まる際、顔合わせはどのタイミングで行われますか？
主に設計者、所長、現場監督、設計事務所間で。

かつて関わっていた人間にしては稚拙な質問ですみません。
どうか教えてください。

補足

多すぎという指摘がありました。すみません。
質問のうち３つ回答あった方に５００枚差し上げます。
特に知りたいのは①、④、⑨です。
よろしくお願いします。

Answer 1

質問の分割を提案した手前、知っている範囲をお答えします。
①空調設備会社の社員が設計事務所に出向き設計する場合は、いくつか理由がありますが、その一つは設計を急いでいる場合です。
図面をやり取りしたり、打ち合わせ時間を短縮するために、出向きます。
機密を要する設計などは、場所そのものを変えて、極秘でやっていると思います。
②社員が現場に行くのは、現場の応援のためです。
施工図を書いたり、現場確認をしたり、客先や設計事務所との打合わせをしたりします。
会社派遣の現場責任者は、設計的な知識が少ない人が多いので、カバーしたりします。
③現場で設計作業をすることは少ないと思います。ポイントチエック程度のことはします。
④ゼネコン（General Contractor）とは総合建設業者を指し、大手は設備工事を含めて設計部門を持っています。
空調設備、給排水衛生設備、電気設備などの設備工事の大手は、サブコンと呼ばれます。
設計事務所は、大手の総合設計事務所から、各設備の専門設計会社まであります。
⑤サブコンの社員は,事務担当を除いて、大きく現場工事担当と社内での設計担当・購買担当に分かれるようです。
１人の社員が設計から施工まで一貫して担当することは、小現場を除いてないと思います。
⑥サブコンの現場の所長、現場責任者には、当然サブコンの社員がなり文字通り現場の統括管理を行います。
ゼネコンの所長などと同じように、施工、工程、品質、原価、安全などの管理を行います。
サブコンもゼネコンも同じですが、複数の会社がＪＶを組んだ場合は、ふつう、請負金の大きい会社から所長などの責任者が出ます。
⑦種々の理由で、設計しながら施工ということもあります。大抵は大きな設計変更がされた時です。
⑧現場のトラブルで嫌なことはいろいろあります。人身事故、施工ミスなどは工事が止まったり、手戻りが生じたりして気落ちします。
業者同士のイジメや喧嘩などは、めっきり減ってきていると思います。
設計に関するトラブルは大体金が絡むことが多いので、処理が大変です。
大手の設計事務所などは、設計ミスに備えて、客先に分からないように密かに過剰設計するところもあるようです。
⑨施工前の顔合せは、設備業者など主要業者が決定するとすぐ行われることが多いと思います。
ご存知でしょうが、飲み会は理由のあるなしに関わらず、しょっちゅう行われます。
天気が悪ければ、回復を願って、「お天気祭り」もやります。

以上、なぜか、一通り書いてしまいました。
個人の感想ですので、どこか違うなぁ、という部分があるかも知れません。あしからず・・・。