簿記について。 現在地方でそこそこ大きい企業の経理をしています。 といっても、今年の頭までは、勘定科目も分からない素…

Question

簿記について。
現在地方でそこそこ大きい企業の経理をしています。
といっても、今年の頭までは、勘定科目も分からない素人でした。

会社では事務をしていましたが、経営方針が変わり、いきなりの抜擢でした。

月に一度２日間、東京から会計士がノウハウを付きっきりで教えに来てくれます。
会社の為に必死に仕事をし、今は何とか日常業務をこなせるようにはなりました。

でもまだまだなんですよね。当たり前だけど。

私は小さい子供がいるシングルマザーですが、何とか日商簿記三級から資格を取りたいです。

日常で経理の仕事をしていれば、１日一時間程度の勉強でも受かる可能性はありますか？

ちなみに何を参考にするのがオススメでしょう？
ユーキャンしか思い浮かばないんですが。

Answer 1

2月の第１３０回日商簿記検定３級・２級の併願を1月下旬に決めて、
突貫工事で勉強してなんとか本日の結果発表で合格していたことが
わかりました。
テキストは、他の回答者さんも推薦していますが、
・ＴＡＣ スッキリわかるシリーズ
の「3級」「2級商業簿記編「2級工業簿記編」の３冊を使用しました。

いきなり実務に放り込まれ、それでもなんとか食らいついているのですから、
例えていえば、スキーでいきなり山頂まで連れていかれて、
なんとか大怪我せずに滑っているような状態だとおもいます。
上記テキストの3級は、麓でスキー板の履き方からわかりやすく
しっかり教えてくれますから、まずはこのテキストから始めてみてください。

書き方がソフトタッチなので、机に向かってカリカリしなくていいのも
このテキストのいい所です。電車の中とかちょっとの空き時間に
読書みたいに読めるような構成になっています。
ちょっと大きめの書店（大型ショッピングセンターに入っている本屋程度）
であれば、どこでも買えると思います。

簿記の試験の厄介なところは、ふつうの資格試験であれば知識を
十分にインプットすれば、ある程度対応できるのですが、簿記は
アウトプットの練習をある程度しないと問題に対応できません。
（清算表の計算とか、仕訳とか）
同じ商工会議所主催のそろばんみたいに、弾き方が分かっていても
練習しないと合格できないようなものです。
まあ、実務をされているのであれば、その辺も問題はないと思います。

一日1時間勉強すれば、次回の６月の試験にはちょうどいいと思います。

ただ、履歴書に書けるのは普通は2級以上ですし、すでに
実務をされているのであれば、絶対2級に挑戦したくなるとおもいます。
時間はかかりますが、そんなにお金はかかりませんので、コツコツ
取り組まれるのが良いと思います。

ご健闘をお祈りいたします。

Answer 2

受かるコツは、勉強する時は検定モードに入ること。
その都度頭を切り替え、実務と学習は別物として考える
ことです。
実務がああだったから・・・と変に引きずると失敗します。

Answer 3

市販されている参考書でも、わかりやすいものはいっぱいありますよ。３種類ほど例示しますと、

①ＴＡＣ 合格テキスト＋合格トレーニング シリーズ
②ＴＡＣ スッキリわかるシリーズ
③ネットスクール出版 サクッと受かるシリーズ

このあたりから選べば無難です。それと、直前は過去問を５～１０回分、できれば本番形式の模擬テストなどで、時間を計って解きます。

今度の試験が６月でしょうから、こつこつやれば間に合うと思います。経理をやってれば、勘定科目などもとっつきやすいと思います。しかし清算表の穴埋めとか、現金過不足を決算期までほうっておくとか、現実ではありえないことがでてきますが、そこは試験ですので仕方ありませんね。

３級は、大きな問いが５つあり、ただ合格するだけなら配点が高い問１・３・５だけを集中的に練習すれば、合格に届く可能性も高いですね。

経理の仕事では、合計があわないで終わらせるわけにはいきませんが、簿記検定は貸借の合計があわなくても、とにかく答えを埋めるだけ埋めれば部分点がとれますので、ご安心ください。