税理士になるには次の方法があります。 ・税理士試験に5科目合格 ・税理士試験に何科目か合格+大学院免除 ・大学院免除のみ(昔のダブルマスター) ・会計士or弁護士は無試験でなれる ・税務署OB(23年以上勤務)も無試験でなれる 会計士は無試験で税理士になれるので、税理士を兼業している人も少なくありません。 ちなみに税理士5科目合格までの平均勉強期間は8.6年、会計士は2.6年です。(それぞれ税理士会、会計士会によるアンケート) なぜ税理士のほうが時間が掛かるかといいますと、税理士は科目合格が可能なため、多くの受験生が1科目を1年かけて集中的に勉強します。必然的に各科目の難易度が非常に高くなります。 どう頑張っても普通は1年に2科目の受験が限度ですし、合格率は10%程度ですので、1科目の合格に数年かかる場合が多いです。 それを5回繰り返すのですから、10年、20年という人もざらです。殆どの人は、途中で脱落しますが。 会計士試験は、全科目を1年で受けますので大変ですが、みんな同じ条件ですので、頑張れば1年で合格できます。 もともと頭が良く、1年間だけでも勉強に専念できる環境にあるのであれば、会計士のほうが可能性が高いです。逆に、そうでない人は、一生受からない可能性が高いともいえます。 大学院の免除については、会計系の大学院だと会計1科目、税務系だと税法2科目が免除されます。最大で5科目中3科目が免除になります(論文審査がある)。 平成13年までは、経済学部なら無条件で会計科目ぜんぶ免除、法学部なら無条件で税法科目すべて免除という特典があったため、一度も試験を受けずに税理士になった人がたくさんいました。そういう人を業界ではダブルマスター税理士といいます。 今では、2つの大学院を修了しても、最低2科目は受験しなければなりませんが、早く税理士になりたい人にとっては、大学院はお勧めの選択肢となります。 税務署OBは、ある意味では、一番簡単に税理士になれる方法かも知れません。国税専門官の試験は税理士ほどは難しくないですから。ただ、そのために23年も勤めるのは何ですけど。 半数近くの税理士が、この税務署OBと言われていますので、けっこう多いです。 見分けかたは・・・本人に聞いてください。
なるほど:1
本当です。 経歴を見るか本人に聞くか
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