解決済み
製造工場です、ISO9001内部監査で保全部門を監査するのですが保全における(7.5.1製造及びサービス提供の管理)や(7.5.2製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認)とは設備の操作マニュアルの配布とかでしょうか?参考になるサイトなどあれば教えて下さい。
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保全部門における7.5.1/7.5.2ではなく、工場全体のQMSにおける7.5.1/7.5.2のうち保全部門が直接/間接的に関係する手順と実施状況を監査で確認するという具合に考えてみてください。 箇条7.5.1のc)d)e)、7.5.2のb)c)などが該当する要求事項になりますが、具体的には工場で使用している設備・機器のメンテナンスの年間計画に沿って補修・保守・入れ替えなどが実施されているかどうかや、設備・機器の不具合によって製品の不良品が出ていたり不良率が上がっていないかをチェックするとよいでしょう。 Q&A集がこちらにもありますが、(お客さんじゃなくても)電話で気軽に問い合わせしてみれば教えてもらえると思いますよ。 http://www.gtc.co.jp/iso/qanda.html
操作マニュアルの配付は、どちらかというと4.2.3(文書管理)でしょう。 7.5.1のa)は製作図面、b)は作業標準やQC工程表、c)は計測機器の管理などを意味しますので、一般的には品証か品管の役割です。また、f)は出荷担当部署の役割です。 保全部門ということは、c)の設備管理が主な役割のはずなので、規定通りに設備の保守管理が行われているかを確認し、そうでないならその理由を探るといいと思います。 7.5.2は、溶接などいわゆる特殊工程の管理を意味しますので、それに関連する設備の管理が対象になるだけのことで、実質的には7.5.1と同じです。 それから、内部監査の考え方についてアドバイスさせていただきます。 ISO9001規格の各条項が、(保全部門で)満たされているかを見ようとされているようですが、それでは余計な労力もかかるし、実務の役にも立ちません。 逆に、保全部門の役割と責任を全うする上で、不備がないこと、問題がないことを、ISO規格を利用(参照)して確認するようにした方がいいと思います。 つまり、製品の製造に必要な設備が日常的にキチンとメンテナンスされていて、不意の故障が少なく、万が一の故障時には手際よく確実に復旧できる体制が整っているかどうかを、内部監査で見ればいいわけです。 私見ですが、ISO9001の7章(製品実現)について言えば、保全部門に関係するのは7.5.1と7.5.2ぐらいでしょう。 参考になるサイトとのことですが、よろしければマイブログを参照ください。
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