はり師・きゅう師・按摩マッサージ指圧師の3資格取れる学校はあります。全国に19校程度でしょう。この学校は基本的に難関校です。倍率は高いです。これらの学校の中に柔道整復学科が併設されていれば、例えば昼間部(鍼灸マッサージの科は、鍼灸単独の科より当然拘束時間が長いので、夜間はないかもしれません。鍼灸のみでしたらいくらでもあります。)に鍼灸マッサージの科に入学し、夜間部に柔道整復学科に入学すれば、最短の3年ですべての受験資格を得ることができます。ですが、3年で1000万近い学費が発生し、全く働く時間も取れないでしょう。それを考えると、あなたが趣味で取れるくらい裕福な家庭環境ならお勧めしますが、そうでないならお勧めしません。 また、鍼灸にしても柔道整復にしても、卒業した段階で、戦力となれる場合はほぼ無いので、そこからの経験が大切になってきます。実際、鍼灸師になっても、鍼灸の経験があまりつめていない術者も多いです。(鍼灸のみですと給料は恐ろしく安いです。また柔道整復も給料は安くなる一方です。)両方の勉強をすることは有意義ですが、必ず必要というわけでもありません。むしろ両方の科をでてメリットが多いかどうかというのも現状では、疑問です。 2つの学科をでるとすれば、 1、柔道整復学科を先に卒業→鍼灸マッサージ学科 柔道整復師のほうが就職先はありますし、若干給料も高いのですが、鍼灸マッサージ学科はほぼフルタイムです。働く時間は大幅に削られます。このパターンで有効なのは、鍼灸学科を次に卒業し、余裕があればマッサージ学科もでるという、3校卒でしょう。 2、鍼灸マッサージ学科卒→柔道整復学科 最初の3年間は働くことも難しいと思いますが、卒業してしまえば有資格者です。鍼灸マッサージ師を求めている職場に就職し、柔道整復学科は昼間部にすれば、昼休みの間に学校に行くことになることが多く、安定した収入につながることが多いです。 どちらにしても、鍼灸マッサージ学科は難関なので、それをクリアできるかどうかです。開業、もしくは、親からの事業継承などを急がれていない場合は、一つ一つ卒業してしっかり技術を身につけることです。たくさん資格を取っても自分の主軸になる技術は多くは1つもしくは2つくらいです。現実問題として、給料優先で就職すると、思ったような職でなかったというのはよくあります。そしてその間にどんどん技術は錆びつきます。ですから、まずしっかりした技術を身につけ、自分が何をしたいのかを明確に持つことがよいです。
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