はじめまして 元人事課長と申します。 過去に私の運営するブログで趣味と特技について書いたことがあります。 それを紹介させていただきますね。 (もしよろしければ「元人事課長」で検索してみてくださいね。) 今回は「趣味、特技」欄に何を書いたらいいのか、 を考えていきましょう。 会社によっても、人事担当者によっても異なりますが、 私は「それほど悩む必要はない」と考えます。 さて、趣味や特技の欄に何を書くかという点について 私自身が人事担当だった際には、それらをどのように見ていたのかをお話します。 就職活動の中で、人事担当者が、応募者の採用、不採用を決めるのに、 与えられる時間はあまりにも短く、かつ、与えられる機会も少ないのです。 (これは、応募者も同様です、) ・ 履歴書(やエントリーシート)の内容 ・ 面接での受け答えの印象 そのほとんどはこれらで判断しなければなりません。 だからこそ、少ない情報ですが、「どのような人物なのか」「どのような個性があるか」など簡単に言えば、『人物像』を知りたいのです。 本題の「趣味」「特技」の欄の記入について考えてみましょう。 本音を言いますと、趣味、特技の内容で、採用、不採用が決まることはほぼありませんでした。 それはなぜかというと、大抵同じような内容が多く、(マニュアルに沿った場合もあり) あえて、深く追求してないからです。 言い方を変えれば、重要視していないということです。 では、なぜ記入欄があるのでしょう? 実際に面接の流れで考えてみましょう。 (※あくまでモデルケースなので、 担当者、会社によっても様々です。) ① 氏名、大学、学部、履修内容等の確認 ⇒学生時代に学んだ学問について ② 志望動機 ⇒一番注目する場所です。 当たり前ですが、 「当社への入社意思が強い人材」を一番に 採用担当者は考えるからです。 ③ その他質問 例)「趣味」「特技」「大学時代に一番力をいれたこと」 「5年後どうなっていたいか」などなど ⇒これらの質問は、あなたを含めた志望者の性格や個性 などを、「話し方、話しぶり」「表情」「内容」など から読み取っているのです。 このように考えると、この「趣味」「特技」欄の位置づけと書き方が見えてくるような気がしませんか? 例えば、趣味欄に「音楽鑑賞」「映画鑑賞」「読書」などが書かれている場合、他にもかなり多くの志望者が 似たような、同じようなことを書いていますので取り立てて、重要視して、質問をすることはありません。 質問をする場合は、「もうちょっとこの人のことを知りたいな」と担当者が考えている場合があります。 実は大切なのは、『質問された場合の答える内容』です。 面接官から 「どんな音楽を聞きますか?」 「どんな本が好きですか?」 などと聞かれて、 あなたが、 「邦楽です。」 「小説です。」 なんて一言で答えたら、それ以上の会話の発展はなく、 それこそ『つまらない人間』だと思われてしまいます。 それに、「趣味が音楽」「趣味が読書」と履歴書に書いている人間の 質問に対する返事がこれだとしたら、履歴書に込める気持ちが随分 薄いと思われてしまいます。 (言い方を変えると、適当な人間だと思われます。) では、どう答えたら良いか。 読書なら どんな種類の本を好むのか、月にどのくらい読むのか、感銘を受けた作家はだれか、 など具体性をもって 答えられるくらいですね。 映画鑑賞なら どんなジャンルの映画か、今前どのくらい映画を見たか、好きな監督、俳優はいるか、 などになりますね。 つまり趣味から読み取れるのは「どれだけ没頭しているか」 当たり前のことですが、無趣味の人間と趣味を持っている人間では、 趣味を持っている人間の方が『こころ豊かな』人物だと思えるからです。 だから、決して嘘でもいいから書いちゃおうなどとは思わないことです。 趣味を読書と書いて面接官から読書量を聞かれ、 「月一冊です。」だったら、「どこが趣味じゃい!!」 と突っ込まれてしまいます。 映画が趣味と書いて、面接官から好きな映画を聞かれ、 つい最近見た映画を答えるようなら映画好きとは言えません。 大切なのは、心から好きな趣味や特技があり、 そのことを開いてに丁寧に伝える能力なのです。 聞かれた内容に対して、相手が聞いてよかった、と 思うように返答をすることも「サービス精神」であり 「ホスピタリティ」の一つです。 趣味や特技は人それぞれです。 ですが、就職活動においては、やはり、積極的、活動的、常識があり、明るい人物像を 印象付けるものの方が良いと思います。 あなたの履歴書が、 昨日よりも魅力的な履歴書になりますように。
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何も書かないより書いてある方がいいです。 私の場合ですが、この2点から会話の(雑談のような)糸口になる事もあったし、何も触れない・場合がありました。 無難の「読書」ですが、仮に面接官から質問された場合の答えは用意しておけばいいのでは。 感想でもいいし、どんなジャンルが好きかとか。 さすがに漫画はやめておいた方がいいかもしれませんね。 特技で、早食い・は、あまりアピールに繋がらないような気がしますが・・・面接官がどう受け止めてくれるかですね。
14人が参考になると回答しました
趣味の欄は、読書だけだと何だか面白みに欠ける気がしますね…読書や音楽鑑賞って定番ですからね。 私は以前大学の推薦を受けるときの願書に、趣味は調べ物と書いた気がします。単に本を読んだりネットサーフィンするのが好きなだけなんですけどねw でも、ちょっと珍しいのでやっぱり面接で突っ込まれました。そこから話を広げることができて、良かったですよ。 なので、ただ読書と書くのではなくちょこっと工夫してみてはいかがでしょうか?あまり突拍子もないことはオススメしませんが… また特技の欄ですが、早食いと書くだけではちょっと丁寧な感じがしないので、「時間を無駄にしない」などはどうでしょうか?後は「素早く行動できる」とかですかね。 履歴書って極力丁寧な言い回しで書く方がいいと思うので、そんな感じで考えてみてください(^^) ちなみに、行は全て埋めた方がやる気があるように感じると思いますよw 頑張ってくださいね!
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