公務員面接で必要とされるコンピテンシーは何でしょうか？

Question

公務員面接で必要とされるコンピテンシーは何でしょうか？

Answer 1

最近は、この手の面接が流行っているみたいですね。
コンピテンシー評価型と普通の面接の違い

１．これまでの普通の面接

面接官「本市では、こうこう こう言った 政策に取り組んでいるんだけど、○○さんだったらどういうことをやってみたいですか？」

面接官「クレーム対応としてあなただったらどういった対応をとりますか？」

と言ったような、受験者の考えや思っていることを述べさせるものが多かったと思います。

２．コンピテンシー評価型面接

面接官「これまでの人生の中で感動したことはありませんか？」

面接官「これまでに、失敗してしまった、困難を乗り越えてきたという経験はありませんか？」

と言ったように、受験者本人の過去の行動をたずねてくるものです。

民間企業では、取り入れられてたのかな？
よく分かりませんが、民間企業が発祥らしいです。
そして、公務員でも 国家公務員１種の試験に平成１８年度から取り入れられたそうです。

地方公務員でもコンピテンシー評価型面接を取り入れているところはすでにあります。
体験者の話ですが、

これは自己分析がとても大切ですので、怠りなく。

先ほどの例で、
面接官「これまでの人生の中で感動したことはありませんか？」

という質問に着目。

感動したことであれば何でも良いというわけでは無いようです。

例えば

ジャニーズのライブに行って、フィナーレがとてもよく、涙が出るほど感動しました。

というのと

初めていく大学の友人達との旅行で、無事に成功をおさめることができ感動しました。

というのでは

たぶん、面接官は、後者の方に興味が出ると思います。

確かにジャニーズ（ジャニーズに限らなくても）のライブで感動するのは分かりますが、それは自分自身が何かを行ったから
感動するというのではないですよね？魅せられて感動してるんですよね。
ですから、面接官は「他に感動したことはないの～？」
って聞いてくるでしょう。
後者の場合、
面接官「旅行で成功したことのどんなところに感動したの？なんか苦労したことでもあったの？」
と興味津々になって聞いてくると思います。

旅行で感動するといのは、
何か旅行を実施する過程で 困難な ことがあったから 感動するんです。

一生懸命、交通機関を調べただとか
４人で行く予定の旅行だったのに、急遽、１人が行けなくなって
みんなで一生懸命、代替要員を探した
だとか ね。

感動に至るまでの苦労話をして、それによって得られたものがあればよりＧｏｏｄです。

ですから
自己分析をやってないと、
面接の場で 適切なエピソードが思い浮かばなく、

わけのわからないことを言って 気まずい雰囲気になってしまうんですよ。

結局、嘘の話をしてもばれてしまいますからね。

今回受験した面接では、そんなことを感じました。

自分の受験する自治体の面接がコンピテンシー評価型というのは
ある程度、予測は付いていたんですが
すべてコンピテンシーでくるとは、思ってもいなかったですので、途中やや困りました。。

コンピテンシー評価型面接試験の評価のやりかたなどすべて
先ほど、紹介した本に書かれ、ていますので、参考にしてみて下さい。

あと、面接試験がコンピテンシーなのかそうでないのかという情報を仕入れておくのも大切ですよ。