市役所の最終面接について。

Question

市役所の最終面接について。この度ある市役所(人口10万人程)の二次試験に合格し、次に三次試験があります。二次は適正のみで三次は個別面接(市長、副市長等)で、これが最終です。先輩によると面接は10分程度だそうです。このような短時間では、志望動機など暑く語れないと思うのですが、面接官はどのような所を見ているのでしょうか？
最終に残っているのが100名程で、最終合格者は15名です。市役所で働くのは夢で、絶対に合格したいです。
この15名に残るために他と差を付けられるポイントを具体的に教えて下さい。

Answer 1

率直に言いますと、特に市町村の面接における基準というのは、各市町村で異なり、もはや約1700通りあると言っても過言ではありません。
ときにコネが必要な場合もありますし、また、やはり面接試験は面接官の主観によるところが大きく、その分、運が関わってくることもしばしばあります。
したがって、質問者さんの受ける市役所職員採用試験において、面接官がどのような点を重視するのかに言及することは極めて難しいと言わざるを得ません。
ですから、以下では、公務員面接試験において、共通点だと思われる面接官の視点について言及しますが、それでさえ質問者さんの自治体においては通用しない場合がありますのでご注意ください。

まず、面接において受験者が目指す最終目的点が、面接官に「この人と働きたい」と思ってもらうこと、であることを頭に入れておいてください。
その上で、細かい注目点としては、以下のような視点が挙げられます。
・服装や言葉遣いがしっかりできているか
・信頼できる人物か
・協調性を有しているか
・行動力があるか
・要点を簡潔に述べているか
・話す内容が統一されているか
・落ち着きはあるか
などです。

もっとも、質問者さんが受ける面接のように10分程度の短時間な面接においては、さらに視点が絞られるでしょう。

とはいえ、やはり言うまでもないところですが、「落ち着きはあるか」という点は評価に大きな影響を与えると思われます。
そもそも落ち着いていなければ、受け応えがままなりませんし、要点を簡潔に述べることも難しく、そうなれば話の統一性も失いかねません。
そして、面接試験は皆が緊張するものであり、面接官もそれを知っていますから、そのような面接の中で落ち着いていられるというのは面接官にとっても特別に思えますし、また、話慣れている（＝コミュニケーションに慣れている）という心象を面接官に抱かせる可能性も大（特に公務員試験に限った話ではないのですが、コミュニケーション能力の有無はかなり重視されます）であって、その点、プラスに働きます。
ですから、なんとしても面接試験は落ち着いて臨みたいところです。
簡単に言うなという話ですがね・・・・・・。

でもやはり、私としましてはありのままでいいと思います。
質問内容を窺う限りですが、質問者さんの合格、そして市役所職員として働くことへの熱意について並々ならないものを感じます。
面接試験においてはやはり熱意が重要であり、それが面接官に「この人と働きたい」と思ってもらうのに一番の近道であることは言うまでもありません。
熱意がある人は無意識にでもそれが出ますし、面接官もそれに気付きます。
ですから、あまり細かい点にこだわらず、自分を信じて、ありのままで臨んでみてはどうでしょうか。

拙い話を長々としましたが、何かの参考になれば幸いです。頑張ってください。

Answer 2

先の回答者様がとても詳しく説明されていますので、私が回答しなくてもいいかな…と思いましたが、私も同じ１０分程度の市役所最終面接を受けた者として回答させて頂きます。
私の場合は、履歴書に書いてある志望動機に対するツッコミ(「〇〇を実感して～、と書いているが具体的には？」)と前職の退職理由(大学卒業後に短期職歴があったので。)とそれについてのツッコミ、最後に大学時代のサークルについてでした。
１０分程度ですので、質問も４、５個が限度と思います。特に質問者様は、二次試験時に面接が無かった様なので、この最終面接ではオーソドックスな事を聞くのでは、と思います。面接官としても、貴重な面接時間に突拍子のない事を聞いて、受験生をポカンとさせていては時間が勿体ないでしょうし。
以上は私の体験談と憶測です。先の回答者様のおっしゃる通り、面接は市役所によって違います。１０分間突拍子のない事に終始するかも知れません。ただ、私が面接を受け、予備校でいろいろと話を聞いて分かったのですが、面接では完璧でいてはいけません。全ての質問に模範解答を機械の様にスラスラ話していては不合格です。先の回答者様と同じで、一緒に働きたいかを見ていると思います。人間味があって表情豊かで、一生懸命答えてくれる人が好評価に思います。必ず聞かれるポイントはちゃんと押さえた上で、後は気張らず自然体で臨んで下さい。
参考になりましたら。