30代で未経験の経理職への転職について。 現在、派遣社員として働いているのですが、業務が激減していて、いつ契約が切…

Question

30代で未経験の経理職への転職について。

現在、派遣社員として働いているのですが、業務が激減していて、いつ契約が切られてもおかしくない状態になり、前からやりたいと思っていた、経理職に転職を考えています。

私は30代前半で女性、独身、今までの経験は派遣社員で3年間営業事務、契約社員で5年間テレオペ、1年接客業とあとはアルバイトの経験しかありません。

資格はMOSのexcel、word、ppt、全経上級、日商簿記2級を持っています。
現在は日商簿記1級を取得するために勉強中です。

出来れば、経理で正社員を希望していますが、年齢や未経験であるので、無理そうであれば、契約社員か派遣で実務を経験してから、また転職したほうがよいのか？

ただ、ますます年をとってしまうので、たとえ実務経験が出来ても、正社員はますます無理になるのではと…。

そこで、30代で独身、女性で未経験で経理に転職した方や、私でも本当に転職できるかどうか？転職するためには、何をしたらよいのか等々、アドバイスを頂ければと思います。

よろしくお願いします。

Answer 1

たしかに経理職は経験者を希望されている職場が多いですよね。
資格や知識よりも、会社のやり方など現場の実践レベルが要求されているからですよね。

通常は、簿記３級程度あれば業務で使えるという窓口が多いなか、資格は充分にあるのですから、あとは挑戦するのみだと思いました。

職場の面接時に、これまでスキルアップのため簿記の勉強を続けてきたことや、これから自分の資格を活かして活躍したいのだとかを熱心に訴えるといいです。
私は分野は違いますが、同様に資格保持者で経験なしの業務にそうやって採用してもらえました。年齢も同じくらいです。

３０代に入り、これまでやってきたことを活かせることも知り、この先の仕事は、自分のやり甲斐を得意な分野で取り組んでいきたい、そのための挑戦の時期なんだという意気込みをもって臨みます。
志望動機や面接などでは正直にそういった面を伝えてもいいと思います。

正社員で経理となると、難しいのは既に在職の人がいて、当分その枠に空きがなさそうだということです。
そこで、派遣のメリットは、そうしたスキルを持った人を募集している職場とこちらをマッチングして段取りをとってくれることです。紹介予定派遣をつよく希望するといいと思います。
つまり、派遣先の会社が問題ないと判断し、むしろ使えると判断した時には、社員登用するという制度ですが、これは社員の予備員のようなものだと思います。
会社は低リスクで使用期間を持てる派遣をそうやってうまく使っているようです。

また、こちらとしてもよほど合わない職場であった場合は、転職もまだ可能です。※同じ派遣会社での紹介は難しくなるかもしれませんが。
３０代の転職は、まだまだ可能性はあるものの、今度正社員になったら容易くは転職できなくなりますよね。
そうしたリスク軽減のためにも、派遣を利用するのはメリットがあると思います。

仮に、派遣で１〜２、３年経理をやって、そのあとに別の職場を見つけて正社員になろうという場合は、「経理経験に不安があったので派遣社員として実践を積んでまいりました」などと「これからの期待値が自分にはあるのだ」ということをしっかり伝えれば好感です。
これから長い付き合いになるかもしれない職場であれば、慎重に選びたいものですよね。
個人的にはその間の数年はロスタイムとはならないと思います。
自分のスキルアップは確実にできますし、その間じっくり正社員の席が空くタイミングを探すこともできるはずです。

いま、正社員に何が何でもチャレンジするメリットとしては、相談者さんの場合これまでの経歴で正社員の経験がない点が気になるのですが、そこをクリアするための説得力として挙げられるのは（一例ですが）
「これまで自分の得意な分野（簿記）の勉強を続けてきたが、仕事で活かす機会がなかった。今度簿記１級に挑戦する段階にきて、自分の知識に自信がついてきた。この機会に正社員として簿記の知識を最大に活かせる職場で、活躍していく転機としたく志望した」という総まとめのような状況は、
つじつまが合いやすく、説得力があるように思います。

長くなりました。
応募要項の条件に「経験者優遇」と書かれていたとしても、自分は経験はないがやる気があるということを伝え、面接だけでもしてもらいたいと食い下がる根性も必要な場合があります。
勝ち取って下さい。