寝たいところですが、そうもいきません(笑)。 僕は、タンカーの二等航海士です。 出港するとまず、当直に入ります。当直は航海と機関に分かれ、航海は操船や見張り、針路保持は勿論、現在の位置を海図に記入したり、ログブック(航海日誌)を記入したりします。 機関はよく分からないんですが、エンジンの見回り、機器の分解修理、業務の記録などをします。 当直は4時間、3交代で ゼロヨン(00~04・12~16)ヨンパー(04~08・16~20)パーゼロ(08~00・20~24)となっています。階級で入る時間は決まってます。 当直が終わると約8時間休みです。この時間に寝たり食事(ステーキや刺身等、かなり旨い)を取ったり、風呂、部屋でDVDを見たりします。 しかし、休憩中には入港して荷役もあるので、寝れるかは分かりません。当直→入港→荷役→出港→当直なんて事もあります。 当直以外では昼の空き時間に整備作業をします。 僕は当直がゼロヨンなので、午前中に整備作業をします(荷役中は出来ませんが)。整備作業はサビ打ちやペン塗り等、船体整備がほとんどです。船内の掃除もします。 余談になりますが、当直中はコーヒーを飲んだり、ミルクティーを飲んだり、紅茶を飲んだり、お菓子を食べたり、キャプテンや機関長が居たらお喋りをしたりします。まるで、どこかのアニメの様ですね(笑) いや、仕事はちゃんとしてますよ!実は船の事故の大半は居眠りなんですね。だからいかに眠気を覚ますか…。船橋の外に出たり、ラジオを聞いたりもします。 それと、夜の航海当直はいいですよ~。星も綺麗だし、夜光虫もたまに見えます。 上記以外にも、沢山の事をします。それと乗船中(3ヶ月乗船、1ヶ月休み)は光熱費はかからないんですよ。
なるほど:7
< 質問に関する求人 >
航海士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る