解決済み
社会保険の件で相談です。当社は社会保険に加入しておりません。以前は加入していたのですが、会社負担が大きくまかなえきれなくなってしまいやめざるを得ませんでした。しかし、こんな会社なのに文句一つ言わず長年働いてくれている従業員さんがたくさんいます。そんな従業員さんの事を思い、頑張ってもう一度きちんと加入しようと思いました。そして社員に翌月から加入することを報告したのです。しかし、みな今後の事を思いようやく安堵してくれるかとおもいきや反応はまばらで、加入したくないという社員も数名いるのです。単純に手取額が減るからという理由でです。一部の社員のみ加入というのは在りなんでしょうか?
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法人(株式会社・有限会社・財団法人等)の事業所は1人でも従業員がいれば、事業主や従業員の意思に関係なく社会保険の強制適用事業所となります。また労働保険の適用事業所にも該当します。 一方で各従業員が社会保険の被保険者となるか否かは常用的な使用関係にあるかどうかにより判断されますが、パート・アルバイトであっても労働日数・労働時間が一般社員の3/4以上である場合には常用的な使用関係にあると判断され、事業主は該当従業員を社会保険に加入させる義務を負うこととなります。 社会保険に加入する/加入しないは以上の要件により判断されるものであるため、例えば「手取りが減るから」というような従業員の恣意性が入り込む余地はありません。 従業員の皆さんには国保にはない健康保険のメリット(傷病手当金/出産手当金/被扶養者の仕組み)や、国民年金にはない厚生年金のメリット(老齢厚生年金/障害年金や遺族年金の幅広い保障/第3号被保険者の仕組み)などを理解してもらって、会社も従業員のために保険料を負担することや加入しないことによる会社としての重大なリスクについて丁寧に説明してあげる必要があると思います。お役所には「従業員が入りたくないと言った」という理由は通用しません。
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