この春から証券会社に勤めている新入社員です。今月で合同研修が終わり、来月から新規開拓、所謂飛び込み営業をしなければなりま…

Question

この春から証券会社に勤めている新入社員です。今月で合同研修が終わり、来月から新規開拓、所謂飛び込み営業をしなければなりません。とても不安です。

手数料商売の証券会社に未来はあるの でしょうか。就職難と言えど、妥協してこの会社に入社してしまったことを悔やんでおります。
不況、ネット社会の現代で証券会社で働く利点はあるのでしょうか？

また証券会社は離職率も高いと聞きます。常人には務まらない仕事なのでしょうか。

また飛び込み営業のコツというかアドバイスなどありましたらお願いします。

経験者の方、お勤めの方の回答お待ちしております。

Answer 1

証券会社OBです。

新規開拓は口で言うほど簡単ではありません。
どんなに熱いスピリットを持っていても、気合が入っていても、営業に来られる方は「またか」ですし、100人営業に来られた方なら質問者様が特別な存在ではありませんので、営業する側の思いは届かないことが多いです。

ただ、絶対に「こんなに通っているのに何で気持ちが伝わらないのだろう」と思わないこと。
そもそも営業される側は営業して欲しいとは一言も頼んでないので、営業する側の勝手な都合で訪問する訳ですから、毎日毎日苦労するのは当たり前で、気持ちが伝わらないのは、伝え方が悪いと思わないといけません。

そして残念ながら、「こうすれば必ず開拓できる」みたいな黄門様の印籠のようなものも無く、地道に通うとか、タイミングよく相手に繋がるまでアプローチし続けるといった、「行動量」以外に開拓数を増やす方法は無いでしょう。
その意味で、学生の頃までは人に「拒否」される経験は殆ど無かったでしょうから、拒否される続ける日々は慣れがない分シンドイでしょうね。

また、リーマンショックや最近では大震災の影響もあり、証券会社の担当者の必要性は日を追うごとに乏しくなっています。
「手数料第一主義」「お客様の儲けより今日の収益目標」「売りっぱなし」「損させたら顔も見せない」・・・これらは、今まで日本の証券会社で脈々と受け継がれた「体質」ですので、これはこれからも変わらない、変われないでしょう。
「証券会社ってそういうものでしょう？」って思っている人たちが、証券会社を構成しているのですから。

証券会社の担当者＝株屋と言われる由縁がここにあり、それは変わったというのは証券会社の内部の人間だけで、外から見たら全く変わっていません。
ネット全盛の時代だから、アドバイザーとして担当者が必要だとリテール社員は言うでしょう。
しっかり儲けさせることが出来るなら、その通りです。
残念ながら、実際は儲けさせていません。
リーマンショックがあったから・・・、震災が起こるなんて想定できないから・・・、だから損しても仕方ないでしょうで片付けています。

それは「言い訳」です。お客様は高い対価を払っているのです。
そういうことが起こっても大丈夫なようにしなければならないのです。
コンサル料として手数料を払うというなら、損させるなんて有り得ないでしょう？
まあこれを言うと、大概の証券会社の方は「都合のいいこと言いやがって」と反論しますが、手数料を受け取っているのだから、本来は反論しようの無いもっともな理屈なのです。
株屋は手数料稼ぎには長けていますが、儲けさせる能力は欠如しています。
株屋になってはいけません。

なので、ありとあらゆる儲け方（未公開株とかではなく、証券会社で扱っている有価証券で）を徹底して勉強し、徹底してお客様を儲けさせてください。
気合とガッツと詭弁を述べる能力しかないのが先輩方です。

これ売って来い、と言うものを売だけの「株屋」ではなく「運用担当者」になって下さい。
言うほど簡単ではありませんが、お客様を増やす、そして定着させる方法はこれ以外にありません。

手数料商売の証券会社はこれから淘汰されるでしょう。
でも、質問者様は違います。証券会社に付き合わず、お客様の信頼さえ持っていれば、その後転職、また独立する際に必ず力になってくれます。

私がそうでしたから。

頑張って下さい！

Answer 2

御質問を拝見致しました。

あなた様の年齢と時間を考えて欲しいです。自分の今迄の人生を振返り再点検して、熟考して下さい。今迄何故学んだか、何故働いてきたか、今後転職して採用されたら何をどうしたいのか、その答えを見つけてください、答えを見つければ進む方向が見えますからそこを目標に進んで下さい。目標が無いままにこの国の世情だけを見ていればネガティブになるばかりです。人生に遅いは無いと言いますが、時間は有限です、それだけは再度自分の中で理解されて下さい、どの業界に進むとしても会社は時間とカネを使って採用する人間を簡単には首にしませんし、本当に必要な応募者は当節年齢学歴性別等でふるいにかけたりしません、経験、能力、実力そして行動力を重視しています。ですから諦めないで本気の上に本気で転進を図る事が肝要と考えます。

但し再就職斡旋屋、ハローワーク、フリーペーパー、折込チラシ、ネット求人はあてにしないで下さい。これら無責任で冷酷かつ嘘だらけの媒体は殆どの応募者を苦悩や鬱に陥れるだけでしょう。また年齢制限などの制限枠も気にしないで下さい。無駄にマイナス思考の拍車をかけるばかりですし、精神衛生上も良くないです。

前を向く気持を失わない為にも自力で前述の様な媒体で求人をしない定着率の良い会社を捜し、どうしたらそこに入れるか画策し、最悪アルバイトからでもその会社に潜り込んで、今迄培った能力を発揮して安定できる身分を勝取る事が重要と考えます。それが結果的に自分の人生に有益になると考えます。
転職を考えたら今はこのくらいの覚悟が必要です。

また、後悔の蓄積は苦悩となり、苦悩は鬱に推移します。後悔する前に対象を理解するよう熟考して欲しいです。理解出来ない物事はそれ以上立ち入る事をしなければ良いです。理解出来ぬままに進むから後悔する事になるのです。また、既にしてしまった後悔は反省に変えてください。次から同じ失敗を繰り返さない反省材料にして下さい。注意すべきは「しなくてはいけないこと」と「してはいけないこと」は似て非なるもので、即座の判断不可能な事も多々あります、熟考し、これからの人生を有意義に前進してほしいと考えます。

Answer 3

証券会社勤務１０年目です。10年前は同じように新規開拓で飛び込みや電話をしまくってました。私もやる前は引っ込み思案でしたし上手くできるか不安でしたよ。大丈夫、関係ない人は３秒で断ってくれますし、関係ある人が登場したら上司にふりましょう（笑）それであなたの手柄になりますよ。

確かに今は、株の状況があまり良くないので厳しい状況ですが、景気が良くなってくれば楽しいって思えるようになりますよ。

さて、ご質問ですが、ネットで注文出せば確かに安い手数料で株の取引ができますが、逆に言えば自分で常に経済の状況を調べて自分でタイミングを計る必要があります。暇な人はそれでいいですが、大事なお金を良く調べもせず投資することなんかは普通はできません。

そこで信頼できる証券マンが現れれば、相談したいと思いますよね。そうなれば高い手数料もある種のコンサル料として割り切ってくれると思いますよ。まぁ１年目、２年目では無理ですが。

１年目、２年目の間はパソコンの使えない高齢者相手に孫のようにかわいがってもらえたらいんじゃないでしょうか。

不勉強な証券マンは嫌われます。しっかり勉強頑張ってください！