国家資格について＊ 現在大学４年の女です。 就職活動をする中で、国家資格を取得し働きたい気持ちが生まれました。 …

Question

国家資格について＊
現在大学４年の女です。

就職活動をする中で、国家資格を取得し働きたい気持ちが生まれました。
その為大学卒業後は、専門学校への進学を考えています。
学費は奨学金を受け自分で返済していこうと考えています。

両親に恩返しをしたい気持ちが強く、必死に勉強してしっかりと手に職をつけたいです。

そこで、就職に繋がりやすい(安定した求人がある)のはどの資格か教えていただきたいのです。

以前憧れていた公認会計士や税理士は、非常に難易度の高い試験に合格しても、求人が少なく就職できない…といった状況であると知りました。

厳しい就職難の中でも、取得することによって良い条件のもとで働くことのできる資格を教えていただきたいです。

ちなみに、社会保険労務士や公務員の仕事にも関心があります。
看護師や理学療法士などは、自分には向いていないと思います。

実際に資格をお取りになって働いていらっしゃる方や、国家資格についてお詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをいただきたいです!

よろしくお願いいたしますm(__)m

Answer 1

現状就職にもっとも有利な資格は新卒カードだと思います。
そして、貴方が向いていないと思っている看護師も安定した雇用が見込めます。
それ以外の資格は景気動向や業界の環境如何でその価値が時代によって大きく変化してしまいます。
リーマンショック前の公認会計士はまさに超売り手市場でしたが、現状は目も当てられない状況です。

国家資格を取ることが目的になっているみたいですが、本当に親に恩返しがしたいのですか？
私には就職できない現状を資格という逃げ道を作って自己正当化しているようにしか聞こえません。

Answer 2

一般論ですが、
専門学校に2，3年行き、簡単に取れる資格で
生涯安定した収入を得ることは無理です。
仮にあったとしたら、2，3年ですぐに供給過剰な資格になります。

留年してでも大卒資格で就職された方がはるかに有利です。

Answer 3

就活において資格というのはあくまで足切りに使われるもの。
現場で働いてる人間からすれば、紙切れだけ持って実務経験が無い人がどれだけ使えないかは身に染みて解っています。
残念ながら現状だと殆どの現場で実務経験の無い人を育てる余裕はありません。
専門学校で２年勉強して資格を持っている人と、現場で２年下積みを重ねてきた資格を持たない人なら、後者の方を採用します。

就職に役立つ資格というのは医師、薬剤師、看護師といった業務独占資格に限られます。
それ以外の資格（簿記、TOEICなど）は入った後に自分のために役立つもので、就活には全く役に立ちません。

強いて言うなら、大学新卒と若さという資格が一番役に立ちます。
専門学校に行くことを止めはしませんが、就活で応募できる先は大学卒業直後より大幅に減ります。

Answer 4

公認会計士の立場から、回答させて頂きます。
資格は、取っただけでは意味がありません。
よく、資格を取るといいと言いますが、資格を取れば、今度は資格を持っている人たちの間での競争になるのですから、資格を持っていることは何のアドバンテージにもなりません。
同じ大学の卒業生、あるいは同じ大学の同じ学部の卒業生なのに、就職できる人とできない人がいます。
それと同じように、同じ公認会計士試験合格者なのに、監査法人に就職できる人とできない人がいるのです。
これは、公認会計士に限らず、税理士や社会保険労務士、司法書士の世界でも同じです。
確かに資格は、独占業務（公認会計士の監査業務や、税理士の税務申告業務など、その資格を持っていないとできない業務）を仕事にできるというメリットをもたらしてくれますが、そのような「独占業務をやる資格＝権利」だけが与えられるだけであって、資格保有者が誰でもその独占業務を「行える」わけではないのです。
やはり、一般の就職活動で言われるように、基本的マナーや協調性といった基礎人間力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力といったビジネス遂行力等が要求されるのは資格保有者も同じ（むしろ、要求されるレベルは高い）です。
資格を取ることを目標にしている人には、ぜひともこの点を誤解しないようにしていただきたいと思います。