解決済み
医療制度について。米国には“RESIDENT”と呼ばれる医師がいますが、“INTERN”とは別なのでしょうか。日本では「インターン」は良く聞きますが、「レジデント」という言葉は聞きません。日本にも米国の“RESIDENT”に相当する地位ないし立場はあるのでしょうか。
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インターンは日本では死語です。インターンというのは、「医学部卒業生に対する実地修練」のことで、医学部を卒業した学生は、無給で1年間のインターンをした後、国家試験を受け医師になれたのです。昭和43年頃までこの制度が続きました。その後は、国家試験を合格したものが2年間の研修を行うことを原則とされたのですが、この研修医の環境が劣悪だった(労働時間平均週100時間とか、給与が月数万円だったとか)ため、現在の研修医制度が平成16年から開始され、そのため、医師の都会偏在、救急、小児科、産婦人科、外科離れを引き起こし、医師不足の原因となっているといわれています。なお、このインターン制度の反発が東大紛争の引き金になった話はあまりにも有名です。 さて、レジデントですが、日本では上記の研修医のことをレジデントといっていることが多いですね。これは病院よって異なり、1年目の研修医をジュニアレジデント2年目をシニアレジデントといったり、2年目までの医師を研修医、3年目以降だけど正規職員でない医師をシニアレジデントといったり、3年目以降で○○科専攻の1年目をレジデントといったりしています。ただ、職員間では「彼は○○科のレジデントです」という使い方はするのですが、患者さんには研修医という言葉は使っても、レジデントという言葉を使わない為、一般の人には馴染みの無い言葉かもしれません。アメリカでのレジデントといわれる医師が日本ではどういう立場になるのかは分かりませんが・・・・・・
なるほど:2
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