解決済み
情報処理技術者試験について情報処理技術者試験についてお聞きしたいです。基本情報技術者試験と応用情報技術者試験に分かれてるのですが、就職のときなどに役に立つのはやはり応用の方ですか?具体的に基本・応用はどのようなことに役に立ちますか?理解能力が低いので、わかりやすく教えて頂けたら嬉しいです。お願いします!
2,189閲覧
応用情報は、基本情報の上位試験ですので、就職でも有利です。 専門職公務員などの採用時は、応用は地方上級・国家二種と同様の階級での任用となることが多いです。 基本情報でも、地方上級はありますけど、基本的に応用情報の評価を超えることは無いです。 応用情報は、基本情報より、上流工程の仕事に対する知識を求めており、基本情報は下流工程の仕事に対する知識を求めています。 最近では、開発者だけでなく、利用者からの視点で出題もされています。 応用情報はシステムエンジニアを対象とした試験です。 基本情報はプログラマーを対象とした試験です。 また、最近は、簿記・会計・物流・生産・運営・販売などの経営に関する知識が多く出題されており、 技術者だけでなく、経理や営業、管理職、経営者などの視点も必要となってきています。 これらは、もともと、システムの要求仕様を決定する発注者(システムアドミニストレータ)の仕事でした。 何を勘違いしたのか、多くの人は、アドミニストレータを何の役割なのかわかりもせずに この資格を「役に立たない資格である」かの様に考えて、開発側資格ほど評価しませんでした。 それで、開発側の試験に併合したわけです。 基本情報技術者は詳細なシステムの論理的な過程を考える知識が身につきます。 応用情報技術者は大枠でシステムの論理的な過程を考える知識が身につきます。 またさらに上位の システムアーキテクトは大枠で業務の論理的な過程を考える知識が身につきます。 ITストラテジストは大枠での業務の効率的な過程を考える知識が身につきます。 この様に考えていくと、システムアーキテクトは、要件を定義し、業務改善の為に論理的に必要な流れを設計書として作成します。 応用情報は、これら一つ一つの機能の基幹となるシステムの流れを作り、システムのテストを行います。 基本情報は、詳細なプログラムの流れを変数やレコードレベルで作り、プログラムのテストを行います。 最終的に、システム要件が満たされているかをシステムアーキテクトがテストします。 現行システムと、新規のシステムを比較評価し、より効率化が図れたか?より利益が生まれる結果となったか? など、多くのデータから分析し、非効率的な部分を洗い出し、経営者やユーザに提案していくのがITストラテジストの役割です。 システム監査技術者は、システムが法律を満たしているか? 経営をしていくのに、妥当なシステムなのかを評価します。 ストラテジスト←理系チック システム監査←文系チック だと思います。 基本情報技術者、応用情報技術者といった国家試験は、他の公的検定や・民間試験と異なり、メーカや官公庁などで積極的に採用します。 官公庁では、とある業務を発注する際に、国家資格取得者の多い企業のみを採用し、仕事を与えます。 ですから、公的な仕事場となると、国家資格取得者を積極的に採用します。 逆に、中小企業では、国家資格より、人格や実績を評価することが多いです。 もちろん、国家資格を取得していない人の方が、知識の乏しい、素人が多いために、足切の意味で、採用条件を「○○資格の取得者を優遇」とか書いたりします。 何も合格していない人は、新卒採用のときには苦しむと思います、しかし、取得している人は、早期に内定が出ることが多いです。 また、建築とか他の技術系の資格も同様に、 上位資格は、より、大枠での仕事となり、下位資格は詳細での仕事となることが多いです。 たとえば、1級建築士=エスキス、いわゆる要件定義、2級建築士=製図 いわゆる設計書の作成 1級施工管理技師=計画管理、人員や材料管理・工程管理など、2級施工管理技師=施工を促す いわゆるドカティックな仕事に近づきます。
< 質問に関する求人 >
情報処理技術(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る