解決済み
市役所の試験について質問です! 志望役所が2つあり、試験はそれぞれ大卒程度と高卒程度なのですが、大卒程度の試験勉強をしておけば高卒程度の内容もカバー出来ますよね? 内容は変わらないですよね? 目標を1つに絞り、簡単な高卒程度の勉強をした方がいいのではないかと母が言います。 私は大卒程度でなんら問題はないと思うのですが…。
285閲覧
大卒程度と高卒程度は実のところ異なります。 実際に大学生が大卒レベルの専門試験が解ける子が高卒の基礎的な問題が解けなかったりします。 実際にあった話ですからやはり試験にあった勉強が良いと思いますよ。
公務員はなりたい人たくさんだからなるのは宝くじ当たる位難しいですよ。おまけにコネクション無いと厳しい
問題は大きく分けると2つあります。 1つ目は受験資格です。大卒の人は、通常の役所では「高卒」区分では受験出来ません(大学を卒業せず、中退ならその問題は可能ですが、年齢制限等に引っかかる可能生があります)。勿論試験の内容も異なります(役所によっては、「短大卒」相当区分があるところも有ります)。 仮に年齢制限に引っかからず、大卒なのに高卒として受験し、見事合格して採用されても、それは学力詐称です。従って分限処分(所謂解雇等)の対象となり得ます。民間で言う仮採用期間(条件付き採用期間;地方公務員法では通常は6か月(延長もあり得る))であれば、処分に対する異議の申し立ての可能性も先ずなく、救済は先ず不可能でしょう。また分限による解職の場合、一定期間再受験(その役所に限る)も出来ません。 2つ目は、1つ目の裏返しですが、大学在学中で高卒区分で年齢制限もクリアし受験し合格した場合、昼間部の大学に在籍中であれば、二足の草鞋は履けず、どちらかを諦める必要が出てきます。夜間部や通信課程であれば、勤務の都合と職場の理解が有れば「二足の草鞋」は可能かも知れませんが、かなりの努力が必要ですし、場合によりどちらも中途半端になる可能性が有ります。また、これは本人自身の問題であって、自分で解決できることですが、大学の卒業を諦めそのまま公務員になった場合、何のために大学に入ったのかとの自分の中での理由付けや学費の負担の対する「対価(少し大げさですが)」が得ることができるか否か(勿論それまで学んだことは、無駄にはならないと思いますが)。更に、大差は有りませんが、大卒区分と高卒区分では、給与の差や昇級年数での影響が出てきます。 役所により高卒で入ったのち、大学に通い続け、その後見事卒業した場合、大卒と見なしてくれる制度がある所もまだ有るかも知れませんが、少なくなっていると聞いています。 私は現役の地方公務員(大卒区分で入所)で、自己啓発のため再び大学の通信課程に学士編入して夜間のスクーリングにも行きましたが、学費や勤務の都合もあり、2つ目の学士号を取るところまではいきませんでした。 私からのアドバイスとしましては、現在大学生なら大学を卒業して、つまり大卒区分で入られた方がよろしいのではと思います(昨今の経済状況に際し経済的に困難である場合を除きますが)。
< 質問に関する求人 >
市役所(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る