上場企業にコネ入社(縁故採用)するためにはどれくらいの株数が必要でしょうか？1％強くらいでは足りないですかね？

Question

上場企業にコネ入社(縁故採用)するためにはどれくらいの株数が必要でしょうか？1％強くらいでは足りないですかね？人事担当は学生が大株主の子息かどうかすぐわかるものですか？また、知人を就職させれるレベルは何％くらいでしょうか？

Answer 1

昔は通用したかもしれませんが、今はコネはほとんど通用しません。まして上場企業は、そういうことで新入社員を迎え入れるなどがわかると大変なことになりますので、株主だからというのでは無理です。

大株主かどうかの基準では人事は見ませんし、逆に急に株数が多くなって、コネを行使しようとすると逆に不信がられますよ。

まとも（真面目）に考えてください。

Answer 2

内部統制やコンプライアンスという言葉をご存知ですか？まともな上場企業なら、コネ入社は不可能です。仮に、採用する水準に達していない人材をコネで採用したことが社内・社外で公になったら、大変なことになります。他の株主、従業員など、全てのステークホルダーに悪影響を及ぼしますし、誰も徳をしません。しかも、実際に使えない人材だった場合は、コネを使った人の顔に泥を塗る可能性だってあります。

通常の採用プロセスに介入することはほぼ不可能ですが、株主総会にかけるのなら事情は違ってきます。コネ入社のような、むちゃくちゃな事案でも、意地でも通したい場合は、普通決議で二分の一以上の議決権があれば可決できます。他の株主が反対しようとしても、実現できます。筆頭株主の圧力で不当な提案が可決されたとしたら、株価は大暴落すると思いますけどね。役員として登用したいのなら、3分の2以上が必要です。

縁故と株数は全く別の概念ですね。大株主で縁故がない人もいますし、株をもっていなくても、社員と縁故がある人だってありえます。