大学卒業後に自衛隊の幹校に行くには何をすればいいですか？ 問題集とかあるんですか？ 大学１年の女です。

Question

大学卒業後に自衛隊の幹校に行くには何をすればいいですか？
問題集とかあるんですか？

大学１年の女です。

補足

数学はどの程度の問題ですか？
理科は生物しかやってないんですが、もちろん化学や物理もあるんですよね？
質問ばかりですみません。
数学も理科も好きですが、好きと能力が比例してません…

Answer 1

一般大学卒業後、海自幹部候補生採用試験に合格、入隊した者です。私の経験からいろいろと。

陸・海・空の幹部候補生採用試験が毎年実施されていますが、試験は飛行要員を除いて一次試験と二次試験から構成されています。

一次試験の内容についてですが、国家公務員Ⅰ種試験に準じていて、問題のレベルは大卒レベル、出題形式は一般教養が択一式（40問）、専門が記述式（2問選択）となっています。
一般教養の問題にも専門の選択教科にも理数系各種科目は含まれていますが、全てを回答しなければならないわけではないので、あまり神経質になる必要はないです。

二次試験は、面接と小論文、身体検査となっています。
自衛官採用試験の身体検査というと、体力検定の様な内容と勘違いする方が多いですが、普通の身体検査です。身長、体重、視力等の一般的な項目に始まって、肺活量、四肢の変形・異常等、入隊後の訓練に支障となる点がないか、健康面でのチェックが主眼です。腕立て、腹筋などの運動能力測定はやりません。
また、他の方の回答で適性検査がある様な記述がありますが、飛行要員を除いて適性検査は入隊後に実施され、職種決定の資料とされますので、採用試験時には実施されません。
なお、関東地方では一次試験の合格者にカレッジ・リクルーター（一般大学出身者の現役幹部）というアドバイザーが付いて、二次試験に関する各種アドバイスをしてくれますので、二次試験の説明会には必ず出席して、自分を担当してくれるカレッジ・リクルーターを確認して、面接や小論文に関する話をよく聞く様にしてください。

幹部候補生の採用試験対策としては、次の三つがあります。
１．ＬＥＣ・早稲田アカデミー等の公務員受験コースを受講する。
国家Ⅰ種または国家Ⅱ種レベルのコースを受講すると良いです。
２．市販されている中・上級公務員試験向けの問題集をやりこむ。
３．成山堂という会社から出版されている過去問題集をやりこむ。
Ａｍａｚｏｎ等の通販で購入可能だと思います。大手書店でも取り扱っています。

また、自衛官志望の方は体力面での不安をよく口にされますが、バリバリの体育会系でないと入隊できない、訓練に付いていけないという訳ではありません。
入隊後は、段階的に負荷を大きくしていって体力の錬成を図る様になっていますので、普通に健康体であれば大丈夫です。
かと言って、いきなり体を動かすと怪我の原因になったりしますので、ある程度の運動はしておいた方が良いと思います。
ランニング３ｋｍ、腕立て・腹筋・背筋を各30～50回程度をさほど苦にせずこなせる程度に体を慣らしておけば、入隊時のコンディションとしては十分です。私は、海自幹部候補生合格から入隊までの約半年間、上記のトレーニングで体を慣らしておきました。

幹部候補生採用試験ははっきり言って難しい試験ですが、定石通りの公務員試験向けの対策をしっかりやれば高い合格率が望める試験だと思います。
頑張ってください。

【補足】
各都道府県におかれて募集の窓口となっている自衛隊地方協力本部という組織があります。ここに問い合わせれば、受験資格、試験の詳細等に関する資料を請求できます。電話帳で官公庁のページを探せば、電話番号が載っています。

Answer 2

捕捉：それこそ書店で自分の目で確認するべきです。高卒で解ける問題では無いかと思います。

一般幹部候補生に受験して合格しなければなりません。
陸海空いずれも女子は採用枠が極端に少なく難関です。
書店に過去問があると思いますが、地方上級や国家Ⅱ種も勉強すると良いでしょう。

Answer 3

過去の問題集は書店の公務員コーナーにあります。

忘れてはならないのは体力検定試験、適性検査です。

体力をつけ、適性や一般教養（幅広く）学ぶことが求められます。
英語、数学や理科嫌いではもちろん駄目ですよ。
競争率も高いので必死で頑張って下さい。

ご健闘、ご成功をお祈りします。

Answer 4

一般幹部候補生という採用試験があるのでそれに合格してください。
過去問もその名前で本屋を探せば出ます。