面接で国籍を訊くのはNGですか？

Question

面接で国籍を訊くのはNGですか？採用関係の仕事をしております。

面接の際に応募者に対して国籍を訊くのは、明確に禁止されていることなのでしょうか？
国籍を採用の基準（判断材料）にしてはいけないとの事は解ります。でも国籍を尋ねること、それ自体は問題ないのでは？と思います。
しかしながら面接の際に訊くのは良くない行為と耳にすることがあります。

仮に私が、海外に行って就職の面接を受けた際に国籍を問われても何も問題に感じません。むしろ誇りをもって「日本人」と応えますし、不快に思うことはありません。見るからに外国人の私（海外から見れば）を何処の国の人ですか？と訊くのは至極当然の事だと思います。

まぁ経済大国の「日本」という恵まれた環境だから言える事なのかも知れないですが・・・でも訊いてはNGというのも、そこに誇りを持った人には失礼にあたる発想だと思います。

なので、実際は如何なものなのか？ ご意見を頂戴できれば幸いです。

補足

厚労省 採用のためのチェックポイント
http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo.htm

上記に電話したら、国籍を訊くのはNGとの回答でした。
訊く行為そのものが「差別」につながる恐れがあるとの理由で、良く思わない（選考基準の含まれていると誤解されてしまう）人もいて、それに配慮すると、訊くのはNGとなるようです。

またその質問が災いして、面接で本来の能力が発揮できない場合なども想定されるとのことでした。

Answer 1

国籍は、選考や業務遂行などに関係のない項目ですし、
聞く行為は好ましくないと思いますが・・・。

Answer 2

外国人の場合、ハローワークを通じて厚生大臣に雇用状況を届け出る必要があります。だから国籍は聞いてはいけませんが、就労できない在留資格や就労に制限のある在留資格というものもあり、知らずに雇用してしまうと雇用者まで罰せられますので、在留資格の種類や期限は採用段階で把握しておく必要があります。

ですから「国籍はどこですか？」ではなくて、「在留資格は何ですか？」と聞けばいいのです。日本人ならば「ありません。」もしくは「何ですか、それ？」と回答すると思います。不法滞在者も「ない」と答えるかもしれませんが、その場合は出身地や小学校などの話をすればすぐわかるでしょう。

Answer 3

全く問題ないと思います。日本人は変に隠して逆差別をしてると思います、裏で何言ってるだかわかりません。そんなことは相手にもっと失礼だと思います。外国に行ったって必ず日本人かと尋ねられるのを差別だと思いますか。もっと自分の国に誇りを持ってくださいそれは相手の国を尊敬することにつながると思います。

Answer 4

明確な理由があればいいのでは？とは思います。

但し採用面接の段階で聞くのは、確かに微妙な部分はあるかもしれないですね。

例えば

「採用にあたり、雇用保険や厚生年金の手続きをする際、日本国籍の人と外国籍の人では××となり、異なるため、弊社としてもあなたの国籍を把握しておく必要があります。ですのでお聞かせ下さい。国籍の違いが採用の可否に関わることはないことは、責任をもってお約束致します」

などと聞いたら違法性や非道徳性はないように思えますが・・・。

企業の採用活動。数ある会社の「顔」の一つだと思いますので、万全を期するべき内容かと思います。

私個人としては貴社の顧問弁護士または労働問題を専門とする法律事務所、或いは国際法律事務所などに(有償であっても）確認したほうがいいと思います。若干のコストはかかりますが、貴社の社会的信頼を守る上で、必要な出費だと思います。

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補足見ました。

私も貴質問を通じ、勉強になりました。ありがとうございました。
やはり採用段階で国籍を聞くのはＮＧなのですね・・・。

「日本国籍か、それ以外か？」も聞いてはいけないのでしょうね。