コンビニエンスストアの従業員が、レジ内から売上金を不正に搾取していました。 その従業員を使い続ける店主に対し、…

Question

コンビニエンスストアの従業員が、レジ内から売上金を不正に搾取していました。

その従業員を使い続ける店主に対し、抗議を行った従業員がクビになりました。

どうしたらよいでしょうか？

Answer 1

どうにもなりませんね。店主というのは恐らくオーナーだと思いますが、オーナーに楯突く人間を追放するのはオーナーの勝手です。コンビニの店員風情が勘違いをせんことです。

Answer 2

話の前提として、クビとは、「その日で就業を打ち切られた」ということで良いんですよね？
それを元に話を進めます。

アルバイトと言えども、今は雇用契約書が発行されているはずです。

会社都合での解雇となれば、①契約期間内の賃金を求めること。②契約期間まで１ヶ月を切っている場合には、１か月分の解雇予告手当て。を求める権利（事業所は支払う義務）があります。
おそらく労働日がシフト制ということで、将来の賃金が確定していないなどと主張されると思いますが、過去の平均を用いて請求すればOKです。

ポイントは、解雇の理由を明確にすることです。就業規則に違反していないかぎり、事業所の正当な解雇とはなりません。例えば「文句があるなら、お前はクビだ。」というのは、事業所に正当な理由がありませんので、会社都合での解雇となります。雇用保険の適応があるのでしたら、そちらの離職理由も、事業所都合とすることを求めてください。

申し入れの時は記録を取ること、話が円満に進まない場合には、労基署などの第３者を間にいれ、それでも円満に進まない場合には、”あっせん”という民事的な処置へ進むことが可能です。ここまでは全て公的機関を使い無料で出来ます。

結論として・・・、売上金の窃盗は解雇とは無関係ですが、解雇された者は、法の定めに沿ってその保証を求めることは出来ます。