解決済み
公務員試験についての質問です。 社会人経験者試験(一般事務)を受験しようと思うのですが、 事務適性検査(50分)というのは、どのような試験が考えられますか?!
50分ということで、SPIという可能性もあるのでしょうか?!
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普通の公務員試験で適性検査や適性試験と言ったら ①内田クレペリン ②スパイラル方式の処理能力検査 がのどちらか通常です。 地方自治体、なかんずく県庁などはこのパターンが多いです。 ①内田クレペリンは 一枚の紙に、数字が並んでいてひたすら足し算をしていくというアレです。 作業能力のブレや、ミスの多さ等を判断基準として 個人の事務処理能力を総合的に判断していきます。 ②スパイラル方式の処理能力検査は ・単純な四則演算 ・図形処理 ・文章の間違い探し のようなそれぞれ違うパターンの問題を20問づつくらいで 繰り返し回答してきます。 以下のような感じです。 http://www.tokyo-ac.co.jp/koumuin/k3-tekisei.html それから、適性”検査”という言葉を使う場合には 性格診断的な場合もあります。 ただ、本件は事務適性検査。 ”事務”と言っているので、性格診断的の可能性はないとは言いませんが 低いかもしれませんね。 ただ、性格診断だった場合は準備は要らないので それに備える実益は薄いかもしれません。 内田クレペリンは 「就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル」 という書籍を購入すれば、問題ないです。 それから、一応のアドバイスとしては 法律などの筆記試験は競争が過酷な”合格者を選ぶための試験”ですが 適性検査は競争が過酷でない”不適当な人間を落とすための試験” なので、あまり堅苦しく考えなくても良いと思いますよ。 ・筆記試験 ・論文試験 ・面接試験 ・適性試験 があるとしたら、もちろん傾斜をつけて たとえば、筆記は30/100、論文は20/100、面接は40/100、適性は10/100 という風にして最終的な得点、そして合格者の席次を決めます。 その考えでいけば、適性試験は比重も低いし それどころか、単なる”不適当な人間を落とすため” に使うだけで、席次とは関係ない事だって多々あります。 近年は、面接の比重が非常に重くなる傾向にあり 自治体によっては、筆記の点数は足切りのみに使って 論文・面接の二次の点数で最終合格を決めているところもあります。 お役所というところは、同じ合格でも席次がすごく大切ですから ぜひこだわってください。 試験の成績で、配属も当然変わってくる。 明確に序列が付きますから、合格ラインをかすめ取るのではなく 上位合格を狙いに行く姿勢でいてください。 <補足について> 50分には、クレペリンの最初の説明の時間がふくまれている場合もありますよ。 役所はあくまで、拘束時間で考えますから。 SPI試験は民間企業だと導入しているところが多いようですが、 公務員試験では普通考えにくいです。(断言はしませんが) SPIは能力適性と性格適性ですよね? 公務員試験だと、教養試験の部分で 数的や判断推理、空間把握、文章理解をやってますから あえて、能力適性の判断基準が類似しているSPIをやる理由がないように思えます。 とくに非言語、算数なんかは、教養試験より簡単ですから 差がつかないかもしれませんね。 SPIの性格適性検査の側面が欲しいのなら、 SPIでなく、性格適性検査だけやればいいという結論になります。 ただ、あくまで断言はしません。 いろんな可能性を想定していたほうが幅があってよろしい。 そのへんの情報収集の能力を見るのも公務員試験の一つの狙いなんです。 だから、集団討論や論文で過去と類似のテーマが出たりするんですね。
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