音楽業界への就職について。 大学3年生の者です。いよいよ来月から就活が本格的にスタートします。

Question

音楽業界への就職について。

大学3年生の者です。いよいよ来月から就活が本格的にスタートします。

私は音楽が好きで、ライブにもよく行き、自分もバンドを組んでいます。
音楽業界への就職がとても厳しいのは分かっていますが、やはり大好きな音楽に携わりたいです。

色々考えた結果、法学部で学んだ知識を活かして音楽の著作権を守るお仕事に就きたいと考えるようになりました。
そのためにはレコード会社に就職するしかないのでしょうか？
司法試験を受けて弁護士になって…というのは考えていません。

ネットでの情報収集にも限度があり、周りにそういった知り合いもおらず困っています。
どうかご回答お願いします。

Answer 1

レコード会社には、著作権保護のために部署があります。そういうところへの就職になると思います。

ただし、お勧めしません。それだけを目指すと卒業後はフリーターです。

理由は
そういう部署を持っているのはいわゆる大手のレーベルと言われているところのみ。

結果として、マーケットが小さい。恐らく音楽の著作権のビジネスをメインで生活しているのは、特別な才能を持っている人を除けば、日本中で１００人もいない（片手間にとか、他の仕事をしながら著作権管理も担当していますという人は除く）。

まして、人脈で成り立っている業界ですから、右も左もわからない新卒に法務なんて担当させない。

社会人のキャリアとして音楽の著作権ビジネスって、全くの特殊技能。ひよこの鑑定士よりニーズは少ない、将来的なステップアップや転職を考えると非常にリスキー。

音楽にかかわりたいという熱意は大切です。ただし、著作権を守る仕事と限定するのではなく、間口を広く考えた方がよいと思います。