解決済み
簿記2級をやってます。「棚卸減耗費・商品評価損を売上原価に算入する」とは?期末商品棚卸で、繰越商品を1度、棚卸減耗費と商品評価損にしたものを 棚卸減耗費/繰越商品 商品評価損/繰越商品 「棚卸減耗費・商品評価損を売上原価に算入する・売上原価の内訳科目とする」といって 仕入/棚卸減耗費 仕入/商品評価損 にするのはなぜですか? 売上原価に算入する、内訳科目とするの意味というか。 結局これ、仕入になってる・・・? 当期商品仕入高になってるんですか? なんかよく分からない質問になってしまい申し訳ないです。よろしくお願いいたします。
みなさまご回答ありがとうございます。理解力が足らない自分がもどかしく。 売上原価に算入しない場合は、営業外費用として計上 んで算入するとなると、仕入にして売上からのマイナスにするもんでって考えてもいいのですかね。 仕入れてないのに。仕入れたぶん減ってるのにっていう考えはなしです? 想定内の減耗と損を仕入れてる体・・・? 覚えちゃいましたが理解はできず、申し訳ありません。
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ちょっとした例え話でイメージ的なものだけ話しておきます。 まずは棚卸減耗費や商品評価損はかの有名な「しいれ・くりしょう・くりしょう・しいれ」の後にやります。 ですので「しいれ・くりしょう・くりしょう・しいれ」の部分からお話していきましょう。 まず仮定として、当期の 売上高が300,000、 期首棚卸が50,000、 当期仕入が200,000、 期末有高が100,000、 棚卸減耗費10,000 商品評価損30,000 としましょう。 まずは帳簿上の売上原価を出してあげましょう。 「最初に50,000ありました、200,000増えました、今残りは100,000です。さて使った分はいくら?」 これがいわゆる「しいれ・くりしょう・くりしょう・しいれ」の中身です。 仕入50,000/繰越商品50,000 繰越商品100,000/仕入100,000 この時点で「使った分」=「実際に売れた分原価」がわかります。(150,000です) 次に「残ったやつ」=「繰越商品」の量と値段がホントに合ってるか調べます。 「10,000分どっか消えてた、30,000分価値がなくなってた」ここが 棚卸減耗費10,000/繰越商品10,000 商品評価損30,000/繰越商品30,000 の部分ですね。 さてこれを「売上原価に算入」するわけですが これは要するに「なくなった分は使ったことにしてしまおう」と言う考え方です。 先ほど「しいれ・くりしょう・くりしょう・しいれ」を行ったので 「使った分」の値段は仕入と言う名前になっています。 と言うことで仕入に突っ込みましょう。 仕入10,000/棚卸減耗費10,000 仕入30,000/商品評価損30,000 これで完了です。 補足に対して >売上原価に算入しない場合は、営業外費用として計上 >んで算入するとなると、仕入にして売上からのマイナスにするもんでって考えてもいいのですかね。 ここまでの考え方はOKです。 >仕入れてないのに。仕入れたぶん減ってるのにっていう考えはなしです? ここからが問題ですね。 仕入と言うのは費用勘定ですので、物が増えたと言う考えではなくて 「○○円(仕入分)使った」と言うことを書いてやるものなのです。 仕入と言うのは元々は「全部使い切るつもり」で費用計上します。 そしてそのうち「やっぱり使わなかったもの(期末有高)」を繰越商品として資産に戻してあげます。 ↑にも書きましたが、仕入のままになっている分は「使った分」なのです。 「100,000円使わなかったことにした」けど「やっぱりそのうちの40,000は使ったことにした」 仕入れていないのに増えてるわけではなくて 繰越商品100,000/仕入100,000 でやったものが余分だったため40,000分仕入に戻してやってるのです。
なるほど:37
こんばんは。 商品評価損や棚卸減耗費は複数の科目に算入が可能です。 例えば、商品評価損の場合 ①売上原価内訳科目 ②特別損失 棚卸減耗費の場合で原価性(やむなく発生する程度のもの)がある場合 ①売上原価内訳科目 ②販売費 同じく原価性がない場合 ①営業外費用 ②特別損失 ここで、売上原価内訳項目に算入するという指示があるので、 仕入勘定に振り替えるために仕訳をしています。 頑張ってください☆
なるほど:1
第125回日商簿記検定3級試験受験者です。 簿記3級レベル(かつ、2級勉強中レベル)の知識で回答させていただきますと、 P/Lの作成時に、棚卸減耗費や商品評価損を「売上原価」として表示するか、「販売費及び一般管理費」に独立項目として表示するかの違いだと思います。 質問者様が行っている仕訳では、「売上原価」として表示する方法ですので、仕入に繰り入れています。 【三分法・仕入勘定での売上原価算定仕訳】 売上原価を仕入勘定にまとめて算出するので、 仕入/(当期首)繰越商品 (次期)繰越商品/仕入 上記は3級の範囲です。 ここからは2級の範囲です。 ・商品の紛失や盗難などで有高が減少した場合 棚卸減耗費/(次期)繰越商品 (+棚卸減耗費を売上原価に組み入れる場合) 仕入/棚卸減耗費 ・商品の時価が原価より下がった場合 商品評価損/(次期)繰越商品 (+商品評価損を売上原価に組み入れる場合) 仕入/商品評価損 棚卸減耗費や商品評価損を「売上原価」として処理する方法ですと、売上総利益に棚卸減耗費や商品評価損が影響されますし、、「販売費及び一般管理費」として処理する方法ですと、営業利益に影響されます。 >補足を受けて追記 >注)便宜上わかりやすく表現を変えてますが、 >仕入と繰越商品の概念は、正確には >ganashl様の説明が正しいのでそこはご了承ください。 いや、以前それは仕入れてますよ。 もう一度、 仕入/(当期首)繰越商品 (当期末)繰越商品/仕入 を考えてみてください。 (当期首)繰越商品ということは、前期末から繰り越された商品の「在庫」ですよね? その在庫って最初からありませんよね? 1.前期以前に 仕入/買掛金 などで仕入れた商品が余って「繰り越すための在庫」となっているんです。 でも、P/L表示科目って繰り越せませんよね? 2.なので、前期の期末に 繰越商品/仕入 で繰越商品(つまり在庫)としてB/S上で当期首に繰り越されているんです。 ですので、当期首繰越商品は以前に「仕入」たものですよ。 3.そして当期末。 売上原価は3級で(当期首商品棚卸高+当期仕入高-当期末商品棚卸高) と習いましたね。 ですので、 売上原価勘定若しくは仕入勘定(今回は仕入勘定)にまとめて計算するために、 当期首商品棚卸高(=前期末商品棚卸高)を仕入に振り替えます。 ●仕入/(当期首)繰越商品 これで仕入勘定に、「当期末の時点でお店に入ってきた商品金額の総額」が出ましたね。 ここから当期に余った在庫金額(次期への繰越商品)を引けば、帳簿上は当期に売った金額の原価(=売上原価)が出るのですが、 ●(次期への)繰越商品/仕入 2級はちょっと意地悪で、当期末に実地棚卸を行った結果、実際には原価割れした商品や、紛失した商品が出ています。 なので、実際にその原価割れした分と紛失した分を帳簿価格から引いてあげなければなりません。 そこで行う仕訳が ●棚卸減耗費/(次期)繰越商品 ●商品評価損/(次期)繰越商品 これで次期への繰越商品の金額は合わさりました。 さらに売上原価に含めるのであったら、 上記で生じた費用を計算するために「当期仕入高」に計上して(商品金額が減ったので控除)あげます。 ●仕入/棚卸減耗費 ●仕入/商品評価損 これでやっと(当期首商品棚卸高+当期仕入高-当期末商品棚卸高) が計算できるわけですね。 説明下手ですが、ご理解頂けましたら幸いです。
なるほど:1
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