航空学生についての質問！！

Question

航空学生についての質問！！予科練は航空学生の前身ですか？

Answer 1

はい、基本的なコンセプトは継承していると思います。
唯一相違するのは比較的早期に航空学生は幹部に任官することです。自衛隊においてパイロットは幹部と決まっている為の措置です（航空学生を終了し、三曹になると同時に飛行幹部候補生の身分となります）。
もっとも、予科練の甲種は将来の飛行特務士官要員としていましたので、この点でも類似しています。
（予科練は全員が揃って２０代前半で幹部になる航空学生にはとても時間的には及ばず、かつ全てが任官する約束もありませんでした）
旧制中等学校から海軍へ入隊し、搭乗員の基礎を学ぶ。
高等学校から海上自衛隊へ…寸分違いませんよね。兵隊の位で入隊するのも同じで、制服にその制度伝承の意気込みが感じられます（七つボタンですから）。
また、予科練では操縦と偵察に分けられましたが、航学でもパイロットと戦術航空士（タコ―）に分けられる事まで一緒ですもの。