下水道課、水道局は忙しいですね。 年度末(3月)に設計が完成し、私達民間コンサルタント会社は暇になるのですが、役人は私たちの成果から今年度の工事発注準備に取り掛かります。4月に発注する工事もあるし、夏前までにはその年度の工事を全て発注しないといけないので、積算、地元説明資料などの作成で大変です。 何故、夏前に発注するかですが、国の補助金システムのからみがあるからです。ライフラインは補助金率が高いですが、年度をまたがる事業を基本的に認めていないからです。また、補助金申請時に事業完成年度を提示し、計画通りに事業が完成すれば申請した補助金を全額支給してもらえるという厳しい条件もあります。 ですから各市町村は、予定した期日、年度内工事完了が条件となるので何がなんでも春先に工事を発注する必要があり、工事がない今の時期が忙しいのです。 また、最近は自分や政党のことしか考えないバカな政治家(中には日本の行く末を真剣に考えている方もいますが、マスコミが視聴率の稼げるバカな政治家の罵り合いを取り上げるから、日本の政治家はバカだと思われるのです)が適正予算を決めないことも大きな理由です。道路、河川、港湾、下水、水道などの工事や設計は、国会で決議された予算の配分を受けて発注します。予算決議が遅れても実際の工事発注は補助金の関係で遅らせることはできません。全て地方公務員が予算決議遅れの後始末をしているのです。 今年度は、予算決議が大幅に遅れたので、役所全体が忙しいと思いますよ。 でも、仕事がハードとは思いません。休みの日が全くないのは仕方ないでしょうね。民間企業は忙しければ休日返上、サービス残業は当たり前です。あいつらの給料ベースは優秀企業の平均収入がベースになっているのでもっと働かなければいけないと思いますよ。役人の報道発表ボーナス基準はおかしいですよね。どう考えても国民の平均ボーナス支給より高額ですよね。ですからもっとハードな仕事をしてもらわないと我々国民は納得できないと思いますよ。
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