はじめまして。 病医院で職員採用を担当しています。 医療事務管理士等をはじめとする講座(通学・通信)で取得できる資格については、比較的簡単に取れるため(合格率70%前後)その資格を持っている人も多く、就職に直結する資格ではありません。 規模の大きな病院では、医事業務を派遣・委託に任せている場合が多く、直接雇用の正職員・パートなどの求人は少ないながらありますが、かなりな難関です。 派遣で勤務することも経験を積むと言う意味では良いことと思いますが、待遇は非常に厳しいです。 医療事務の資格は各主催財団によって様々な名称のものがありますが、講座で短期に取得できる資格については就職試験時には弱いです。 新卒採用以外の採用時に、最も重視されているのは実務経験です。 配属部署・担当業務等によっては未経験の人でも良いと考え、実際に当院でも未経験の人を採用したことがありますが、その場合はかなりの数の応募があります。 医事関連資格のもので、難易度の高いもの・資格手当て等に評価されているものは(当院の場合ですが)、 診療報酬請求事務能力認定試験(合格率30%前後)、 メディカルクラーク1級(実務経験等の受験条件あり)、 医療秘書技能認定試験1~準1級(合格率10%前後)、 診療情報管理士(2年間の通教・受講要綱等あり)等です。 (診療情報管理士に関しては、既存の病院職員が取得する場合が多く、医事経験(病歴室勤務や入院レセ経験等々)が必要とされる場合も多いです。人数的にも院内に1~2名ですので求人募集はかなり少ないです。)
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