高校の教員免許の取得を目指す場合、国語と社会は、どちらが就職の口が多いですか。

Question

高校の教員免許の取得を目指す場合、国語と社会は、どちらが就職の口が多いですか。42歳です。最近、教員を目指そうと考えるようになりました。
大学は経済学部卒で、特に教員関連の単位は取得していません。
通信などで勉強して取得するケースが多いようですが、年齢も若くないですし、取得後に採用されないこともあるのでしょうか。

教員として採用されやすいのは、やはり応募者が少ない科目ですか。
その場合、国語と社会科では、どちらが採用されやすいでしょう。
また、経済学部卒ということで、社会科のほうが取得しやすくなっているのでしょうか。

学生のときは教員を目指したことがなく、今になってゼロから情報収集しています。
塾の講師のアルバイトをしているので、生徒を前にした立ち居振る舞いは何とかなると思うのですが…。

どんなことでも結構です、回答やアドバイスをお願いいたします。
（ちなみに東京在住、北海道出身です）。

補足

★kaidoさん、回答ありがとうございます。
何も知らないので、たいへん参考になります。

Answer 1

非常に厳しいお話をしますが、どちらもものすごく採用枠は小さいです。今まで何かのお仕事をされていたのであれば、都道府県によって、社会人優遇されることもありますが、生徒激減によって学校の統廃合が進み、東北地方や北海道などでは、各教科採用ゼロも珍しくありません。それに、今は、「社会科」はありません。「地理歴史科」「公民科」の２種類です。小学校であれば、若干競争率は低くなりますが、中学、高校の場合、採用１人に受験者何十人です。関東圏では実質倍率もかなり低くなりますが、臨時採用で５年、１０年と学校現場で働いてやっと採用という人もかなりいます。
私の知っている先生で、とても良い先生なのですが、１３年臨時採用で働き続けて、今年の４月からやっと埼玉に採用された方を知っています。一発採用などは、今は夢の夢！英語などは、海外留学経験者とかで、本当にぺらぺらでないと、ほぼ採用は無理ですね。まず、頑張ってください。

Answer 2

国語と地歴科と公民科で比較すると国語です。

国語は時間数が多いですが、地歴科と公民科は低学年ほど時間数は少なくなりますからね。

しかし、国語も数学には採用される確率では負けるようです。

明星大で今年から数学免許の取れる教育学部が新設され、2012年からは3年次編入も受け入れると思われます。

年齢ですが、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1316054853 記載の自治体は事実上年齢無制限ですし、2010年からは愛知県も受験資格が60歳未満になります。また、東京都のように社会人経験があれば、公立学校は事実上年齢無制限になっている自治体もあります。

Answer 3

私立高校で教員をしています。
質問者さんの状況で気になるのは、やはり年齢です。
都道府県によっては、採用試験を受験できる年齢に制限があります。少し以前のものですが、こちらにまとめてありますので参考になさってください。（現在は変わっているものもあるかもしれませんので、ご確認ください。）
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/senkou/05090201/007.htm

それと、もうひとつ気になるのは、給与の面です。新卒と同じ出発ですから、年齢のわりに給与が低いということで、そのあたりはご家庭をお持ちの方には、辛いところかと思います。

教科による差ですが、国語と地歴公民でしたら、若干、国語のほうが高いかとは思います。とにかく社会科系の免許を取得している人は多いので、それだけ競争率が高くなります。
質問者さんの場合、経済学部のご出身ですから、勉強なさってきたことが生かされますし、免許そのものは地歴公民のほうが取得しやすいかと思いますが…。採用という面から考えると、国語のほうがかろうじて有利かもしれません。
ただ、実際に採用となると、若い人が選ばれやすいのは間違いないと思います。何と言っても、働ける期間が違いますから…。
それは、私立高校でも変わりませんし、むしろ、私立高校などははっきり「２６歳以下」などという条件を挙げている学校も多いです。「正採用は２０代まで」というような感じがします。そうでない場合は、「進学校などでの指導経験者」というような具体的な条件を挙げている場合もあります。
少子化で統廃合をする学校も増えている昨今、非常に厳しいと思いますが、頑張ってください。