簿記３級の精算表作成問題なんですが、 『前期に発生した売掛金\2,100が回収不能となったが、未処理であった』 …

Question

簿記３級の精算表作成問題なんですが、

『前期に発生した売掛金\2,100が回収不能となったが、未処理であった』

というのは、どうしたらいいんでしょうか？

試算表の売掛金の借方には64,100があるのですが、修正記入の貸方に2100を記入し、貸借対照表の借方に62,000を記入でいいんでしょうか？

また、それだけで他には記入しなくても大丈夫ですか？

もしくは、貸倒引当金を使うんでしょうか？

補足

『受取手形及び売掛金の期末残高に対して２％の貸し倒れを見積もる』
とあり、試算表の貸倒引当金の貸方に2400とあるので、計算し1522を修正記入の貸方に、貸借対照表の貸方に3922と記入しています。
貸倒引当金の修正記入の借方に2100を記入し、2400＋1522―2100＝1822で1822を貸借対照表の貸方に記入でいいんでしょうか？

Answer 1

売掛金はそれでＯＫです。
ですがこのままだと貸方にだけ数字が入り、貸借が合いません。
はじめのうちはしっかり仕訳を考えてからやるべきです。

仕訳は、
(借方)××2100／(貸方)売掛金2100
となります。

借方の××は、前期に貸倒引当金が設定されていれば貸倒引当金とします。設定されていなければ貸倒損失として精算表の空欄の()に項目を書き足して記入します。

補足）
考え方はあってますね。
1522という数字がどから来たかちょっとわからないですが…

まず全ての仕訳を書きましょう。

☆前期未処理分について
(借方)貸倒引当金2100／(貸方)売掛金2100

☆貸倒引当金の計上について
(借方)××…／(貸方)××…
→貸倒引当金の計上は、売掛金だけなら
(借方)貸倒引当金繰入940／(貸方)貸倒引当金940
※64100-2100=62000←これが売掛金の当期末残高です
62000×2%=1240←これが売掛金の貸倒引当金設定額です。
もし受取手形の期末残高が0なら、この1240が当期の貸倒引当金設定額になります。
2400-2100=300←本来の貸倒引当金期首残高（試算表に載るべき数字）
1240-300=940←これが仕訳する金額（修正記入する金額）
マイナスにならない（既に設定してある引当金のほうが少ない）ので繰り入れます。

受取手形があれば、同様に引当金を計算し、売掛金の分と足して繰り入れます。
受取手形が12000くらいあるんですかね？？

仕訳ができたら、精算表に修正記入します。
修正記入も貸借が合うはずなので、合わなければどこか違います。