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医師不足の理由について、教えてください。 毎年、何千人も医師が誕生しているのに、なぜ、これほど、足りないのでしょうか?…

医師不足の理由について、教えてください。 毎年、何千人も医師が誕生しているのに、なぜ、これほど、足りないのでしょうか? 公認会計士や弁護士なんて、ちょっと増やしただけで、職がないと騒いでいます。なぜ、医師だけなのでしょうか? 小児科は労働条件が悪いので人気がなく、なり手がないと聞きます。 このような、労働条件の違いによるものだけが原因なのでしょうか? ということは、人気のある分野は、人が余っているということなのでしょうか? 私が思うに、医師の給料は、高額なため、ある一定のレベルの貯蓄が出来れば辞めてしまう人が多いということではないのでしょうか? 医師の離職率は、非常に高くはないのでしょうか? 理由は、他にもたくさんあるとは思いますので、医師の本音を教えてください。 よろしくお願いします。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    今から約15年前、当時の厚生省は、日本中に沢山あった「中堅病院」を、無駄な医療費を使う諸悪の根源(医療費上昇の原因)として排除する事を試みたのです。診療報酬改定の名の下に、徹底的に締め付け、多くの「中堅病院」を閉院に追い込んだのです。日本からこの15年間で「中堅病院」が大量に閉鎖されたのです。そして、中堅病院で働いていた医師たちは職場を失い、開業するように方向付けられたのです。 医師の勤務先はこれによって「開業医」と「大病院」という二極化してしまったのです。中堅病院が閉院に追い込まれましたが、大病院の数は増えていません(各大病院は増床をしていますが、それでは閉院した中堅病院のベット数を賄いきれません)。今まで「中堅病院」で治療されていた人たちが、中堅病院閉鎖後に「開業医」を治療先に選べば、状況は以前と変らなかったかもしれませんが、ここで大きな誤算が起きたのです。厚生省は「紹介料」「紹介状なし初診料」という料金的壁を作って、これらの「中堅病院で治療を受けていた人たち」の「大病院への流れ」を抑えられるだろう と目論んでいたのですが、多くの人たちが「お金の事はこだわっていられない」と言って、大病院へ集中し始めたのです。 ここで、更なる誤算がありました。「大病院」は「患者の無制限な受け入れ」を始めたのです。患者はどんどん「大病院に集中」し、大病院は十分な人員的余裕も無いまま、患者を受け入れたため、あちことで「争い」が始まりました。「患者をこれ以上受け入れるの無理だ」と言う医師に対して、「患者を見殺しにするのか!困っている患者を受け入れるのが病院の努めだ」と言い合う状況が続いています。厚生省の誤算と、大病院の無配慮な精神論のために、現場は混乱を極めています。 ここに「研修医義務化」による「研修医のアルバイト禁止」令によって、もっとも条件の悪い勤務体系でも「勉強のため」と言って「大病院の縁の下の力持ち」として働いていた「若手アルバイト医師」が、ある日突然、現場から姿を消したのです。大病院の「人的能力」は根本から破壊されてしまったのです。大病院では「責任ある常勤医師がすべての患者を診るべき」という規則に従って、ベテランの高い診療能力のある医師が、自分の技量にはまったく見合わない(若手アルバイト医師でも十分対応できる)「軽症患者」を「深夜や早朝」に毎日のように診察して、自分の実力をすり減らして行きました。(多くの医師が、「自分の実力」を発揮したと思っています。「難しい手術の腕」があるベテラン外科医は、「難しい手術」ばかりをしたいと思っています。「風邪の患者」を「深夜の3時」に診察させるのは「資源の無駄遣い」です) 全て、「一度決めた事は決して修正しない」役人の怠慢と、「無計画、無責任」に大病院を運営している「病院幹部」の怠慢の結果です。多くの大病院が「大量の患者を受け入れて」信じられないような「黒字」になりながら、それを「不動産」や「病院拡張」にそそいで、帳簿上だけ「赤字」にして、「病院は赤字に困っている」と言い訳しています。そして「人員の増員」を拒み続けています。 「病院の経営」や「金銭の運用感覚」さらには「職員の労働管理」のことなど、まったく解らない「医師」が、病院管理者として巨大な病院を運営しているのですから、こうなってしまうのも仕方が無い面もあります。(船を扱った事も、海の事も知らない、気象地図さえ読めない人に、「豪華客船」の船長として「船の運航の全権」を与えているようなものですから、座礁もしますし、転覆もします。うまく行くわけがありません) また、病院によっては「いくら募集をしても医師が来てくれない」と言っています。そこには、「武者修行の場」だった「中堅病院」の存在が関係しています。多くの医師は若い頃に「中堅病院」「バイト病院」で腕を磨いて、徐々に力をつけていました。「開業医」では「力」を付ける事は出来ないので、若手医師は「大病院で腕も磨く」しかありません。ですが、大病院では「自分の出番」はなかなか回ってきません。お役所体質の大病院ばかりですから、事務仕事や雑用が沢山あります。大病院の若手はそういって「腕」を磨くこととは関係ない事に時間を費やし、「別の大病院で一人前の医師として働ける」という「自信」も「実力」も身に付かなくなってしまったのです。「使える医者」が減ってきているのです。医師不足の原因の一つが「使える医者」の減少です。「開業して軽症患者だけを診る」医者が増えるような「訓練システム」になってしまたのです。 「制度の改革」「大病院の患者の制限」「人員当たりの患者数の制限」などを「国」として定める必要があります。また「使える医師」の養成プログラムの再構築が必要です。

    なるほど:1

  • 勤務医不足と、高齢の医師がやめる、女性医師が結婚でやめる。 開業医が多い。。。。。。。。。。。。 歯医者は、余ってます。。。。。。。。。。。

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