年末調整について

Question

年末調整について副業禁止の会社で働いておりますが、やむおえず副業をしています。
去年は副業分の確定申告を自分でしたのですが、今年は副業先から年末調整の書類が来ました。
年末調整の書類は社員である会社の方で行っている旨を伝えたんですが、とりあえず書類を記入してくれとの事でした。
年末調整の書類を2箇所に提出することにより、副業禁止の会社の方に副業が分かってしまいますか？
また、その他のデメリットはありますか？

Answer 1

すでに副業ではなく、２社以上の給与所得であると考えてください。ただしい確定申告が必要になります。

年末調整は便利な方法を選択する（もしくはどちらもしない）という相談をしなければいけません。
所得税の申告、所得に応じた社会保険料の算定、住民税の納付、など個人で相談するなりし修正をしなければいけません。
（一方の会社では他方の会社を把握できない） 源泉としては【乙欄】の適用となると思いますので、その確認を求められたと思います。

Answer 2

会計事務所職員です。

扶養控除等申告書には、２ヶ所以上から給与の支払いを受けている場合、１ヶ所にしか提出できませんと書いてあります。
恐らくその方は、住所・氏名・生年月日等を念の為に確認したいのだと推察されます。
メモ書きを渡せば良いのではないでしょうか？よく分かりません。私なら提出はしません。

年調の書類は、申告書と言っても税務署・市役所等に提出されるわけではなく、
その会社の事務所か倉庫の片隅に７年間保管されるだけなので、本業の会社には分かりません。

デメリットは、もし副業の会社が源泉税を乙欄でなく甲欄で計算している場合、
本業と副業から貰う源泉徴収票が両方甲欄と記入されてしまうので、
確定申告時に税務署から注意されるかもしれません。(確定申告で精算されるので金額上の問題はない筈ですが)
尚、ｅLTAXによる電子申告ならば源泉徴収票の提出が不要となりますので、その心配もありません。

そんな感じだと思われます。