解決済み
東京消防庁についての質問です。 東京消防庁は日本で最大の消防組織なのですが他の消防組織と何が違うのでしょうか?また東京消防庁にしかできない仕事とは何なのですか? わかる方教えてください。
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規模が大きいだけで、基本的に他の消防組織と何ら変わりません。 東京消防庁は東京都のほぼ全域をカバーする全国唯一の県レベルでの消防組織です。 都内で独自の消防組織を持っている「東久留米市」「稲城市」の両市は既に平成22年までに東京消防庁へ事務委託することが市議会で議決されています。 従って今後の東京消防庁管轄外地域は伊豆七島・小笠原等の島嶼地域のみとなる予定です。 (島部へのヘリ運航や部隊派遣は管轄外のため知事の出場要請や相互援助協定が必要) 本来は23特別区のみが真の「東京消防庁の管轄区域」なのですが、多摩地区各市町村が予算を都に支払い、消防事務を委託した結果、前述の県レベル消防まで発展した経緯があります。 (消防団や消防水利は事務委託外なので、市町村が独自に管理運営をしています) また、名称に「庁」を付与し東京都消防局や消防本部を名乗らないのは「警視庁」の存在があったからです。 (発足時は「東京消防本部」) この名称も何か特殊なものを感じますが、戦後「東京消防本部」時代に時の占領軍総司令部(GHQ)に依頼し、警察が庁なら同格であるべき「消防にも庁を」として「東京消防庁」に変わりました。 従って、名称に庁は付いても市町村消防とは格が違うものではありません。 (ただし消防総監は東京消防庁のみ、全国消防長会の長となる) 東京消防庁の特殊性として、組織が大きいことによる運用能力の高さが特徴でしょう。 一例として航空機ですが、東京都からは「行政用ヘリコプター」、総務省消防庁からは「消防用ヘリコプター」の機体を各1機づつ運行委託されている程の力量です。 (全部消防カラーに塗装されているが、そのうち1機は東京都庁のヘリということになる) しかしながら、消防組織にその大小による優劣はなく、業務内容も市町村消防とは変わらないはずです。 (国際緊急援助隊も東京消防庁だけでなく他の消防組織からも吸い上げています) (補正)投稿後に誤字脱字、句読点の訂正をしました。
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消防活動(災害救助、救急、火災、防火活動)は本来は総務省消防庁の任を受け都道府県の防災消防担当部署へさらに各市町村へ移管され、行政運営を行なっているのが原則です。 >他の消防組織と何が違うのでしょうか?< 東京消防庁は、行政運用母体は東京都であり、かつ東京23特別区の他、周辺市町村をも包括しています。 先にも述べた通り消防行政の基本は、市町村ですから、東京消防の場合逆に、各市町村は、東京都に行政委託をしています。これに反して東京都内でも独自に消防組織を遂行している市町村も存在はしています。 >また東京消防庁にしかできない仕事とは何なのですか?< ①近隣諸島を含め高度な救助活動を行なっている。 小笠原諸島~伊豆諸島 ②国家並みの、消防活動研究 専用の研究施設がある。 ③東京都、国家との予算合算で優れた人材の育成(消防学校)及び救助機材を開発できる。 ④高度な救助用ヘリを所有、迅速な救助活動 ⑤他府県の大規模災害時に、派遣業務は知事協定で迅速に派遣できる。 この程度かな・・・あとわかる方追記お願いします。
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